AO入試の自己PR|考え方のコツを分かりやすく説明します

AO入試の自己PR|考え方のコツを分かりやすく説明します

AO入試において自己PRはとても大事ですが、私たち日本人はことのほか自己PRが苦手だと言われています。

  • 「なんだか、自分自身のことをPRするなんて気恥しい」
  • 「何を言っていいのかわからない」
  • 「自分にはPRするものなんか何もない」

このように思ってしまい、筆が止まってしまう方も大勢いるでしょう。

ですが、アピールすべき個性は自分で思っているよりもたくさんあるものなんです。

今回は、皆さんがとても困る自己PRについて、高校教師と予備校講師の経験を活かして分かりやすく解説します。

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元予備校講師の営業マン

高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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1.自己PRとは何か

自己PRとは、「自己紹介し、自分の考えや能力を相手に伝える」ことを指します。

言ってみれば、「自分自身を志望校側に売り込み、宣伝する」ことであると言えますね。

自己PRで重要なポイントは、

「自分自身の長所や特徴をいかに上手に伝え、相手に納得してもらえるか」

という点です。

これはとても難しいことで、慣れるには練習が必要ですし時間もかかります。

しかし、うまく自己PRをする方法を身に着けておくと大学受験以降もとても役立つんです。

例えば、就職活動の時や、初対面の方と円滑にコミュニケーションを取るためにも、自己PRはとても重要です。

大学受験だけに役立つ技術ではないので、ぜひ力を入れてみてください。

 

2.AO入試で自己PRが大事な理由

AO入試は、大学が求める人物像に対して「我こそは、貴学が求めている人物だ」と立候補する入試です。

そして、自己PRはあなたの「強み」がつまったものでなければなりません。

内容としては、

  • 部活動
  • 持っている資格
  • 得意なこと
  • 課外活動の実績

など、あなたがアピールしたいもので構成されます。

大学は、あなたが提出する自己推薦書に基づいて面接試験全般を進めていきます。

そして重要な点として、自己PRの内容が「アドミッションポリシー(大学の学生受け入れ方針)」に矛盾していないかということは必ずチェックされます。

つまり、AO入試の自己PRとは「大学が求める学生像に自分がマッチしている」ということをアピールするものになるんです。

自己PRは、AO入試の合否を決める際の判断材料としてとても重要視されますから、徹底的に考え抜いた”最高の自己PR”を作り出しましょう。

 

3.自己PRの内容を考える

(1)実績・努力したこと

あなたが持っている実績は、大学入試までの段階でPRする必要があります。

主に「部活動」や「課外活動の実績」「持っている資格」など、客観的に証明可能なもの「実績」として挙げられます。

また、実績がチームで成し遂げたものだった場合は、あなたのチームでの役割について述べるのが良いでしょう。

実績がない場合は、あなたが継続して努力してきたことをアピールしてもいいです。

「毎朝トイレ掃除をしたこと」など、何の変哲もないことに思えても、”継続した”という事実そのものが面接で評価される可能性があります。

出願前に「自己PR」をチェックしてくれる先生がいると思いますが、具体的に何を自己PRで書くべきかは、その先生に相談してみるといいでしょう。

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(2)性格・人格面での特徴

いわゆる、長所短所ですね。

「自己PRを書いてください」と言われたとき、短所については必要以上にでてくるのに、長所が一向に出てこなくて悩むという方がいます。

長所が出てこないときは、「友人にあなた自身の長所を聞く」のがベターでしょう。

基本的に、あなたに対して好意を持っているからこそ「友人」として接してくれているのですから、あなたのどの点に好意を持っているかを聞き出せば、すなわちそれが長所です。

実績と長所は結びついていることが多いですから、実績から長所を考えてもよいでしょう。

 

また、長所と短所は裏表にしていた方が、分かりやすいのでおすすめです。

自己PRで短所をアピールする必要はありませんが、面接で質問されたときに備えて短所も一応考えておくべきです。

その際に注意しなければならないのが、長所と短所が矛盾してしまうことです。

「長所は粘り強いこと、短所は気が長いこと」

では、逆の性格を一緒に持っていることになるのでおかしいですよね。

この場合、長所を粘り強いとするなら、短所は「飽きっぽい」「気が短い」という内容が自然でしょう。

 

(3)大学に入ってやりたいこと

「将来の夢・理想」を語ってもいいでしょう。

夢といっても、大学側はあなたの空想的な夢を聞きたいわけではありません。

相手が納得できるような、論理的で実現可能な目標を語りましょう。

 

教育系・看護系・福祉系といった、卒業後に仕事と強く結びついている学部なら特に書きやすいと思います。

しかし、進路が多様な大学や、学部の研究内容が将来の職業に繋がりにくい場合は、「大学で学んだことをいかに社会に還元するか、貢献するか」という視点で書くことをおすすめします。

文学や哲学を学ぶことは、人間の多様性を学ぶきっかけです。

そうした人は、偏見なく広い視野で対人関係を考えられるかもしれません。

切り口はいろいろありますが、学部学科の研究内容と現実社会を結び付ける視点が大事です。

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4.自己PRと他の書類との一貫性は大切

AO入試では、「自己PR書」を「エントリーシート」や「志望理由書」とともに提出させることがあります。

この時、提出する書類をすべて並べて読んでみた時に内容に矛盾がないか、徹底的にチェックしましょう。

国際関係学部を志望しておきながら、自己PRで「コミュニケーションが苦手」と書いてしまっていたりすると、矛盾とまではいきませんがしっくりこないですよね。

このような場合、提出する書類全体で整合性が取れなくなり、あなたのアピールに対する信用度が低下してしまいます。

書類全体で一貫性のない内容になっていないかどうか、しっかりチェックしましょう。

 

5.自己PRと自慢は紙一重

自己PRは自分の長所をアピールする場ですが、一歩間違えるとただの自慢大会になってしまいます。

では、自己PRが自慢にならないためのポイントは何でしょうか。

それは、客観的な根拠・事実を伴った自己PRとなっているかということです。

私の長所は□□です。

〇〇ということがあり、周りから□□だといってもらえた経験から、

私の長所は□□だと考えています。

となれば、主観的な自慢ではなく、客観的な周りからの評価となりますよね。

書き上げた自己PRは必ず誰かに見てもらい、行き過ぎや、逆に控えめ過ぎるところを修正してもらうようにしましょう。

 

まとめ

・自己PRは大学に自分を売り込むためのプレゼン

・自己PRは他の書類と矛盾しないかチェックが必要

・自己PRの盛りすぎに注意。

・自慢にならないように気を付けて

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この記事を書いた人

元予備校講師の営業マン
元予備校講師の営業マン
高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。