「カフェ」や「居酒屋」、「レストラン」などなど。
人気のアルバイトランキングにも多くランクインしているのが、飲食店でのアルバイトです。
しかし、実際に飲食店で働いてみるとへこむポイントが多かったりもします。
- 覚えることが意外と多い
- スムーズに仕事がまわらない
- 接客していてお客様に怒られた
そして、自信を失くして「自分は飲食店でのアルバイトに向いてないんじゃないかな・・・」と悩む方も多いです。
今回は、そんな

自分は飲食店のアルバイトは向いていないんじゃないか
と悩んでいる方に向けて、飲食店バイトをはしごしてきた私なりの対処法とアドバイスを書いていきます!
すでに飲食店で働いている方、これから飲食店で働きたいと考えている方は参考にしてください。
飲食店のアルバイトが向いていないと感じる時はどんな時?
よくある例としては、以下のような状況が挙げられます。
● メニューを覚える事が出来ない。
● レジの扱いが覚えられない。
● オーダーを間違えた。
● お客様に接客態度を怒られた。
● 他の従業員とのコミュニケーションが上手くいかない。
● 業務のスピードについていけない。
改めて並べてみるとわかることですが、これらの上手くいっていない悩みの種って、結局のところ仕事に慣れていないことが原因になっていることが多いのです。
今まで見たことのなかったメニューを一発で覚えることが出来るでしょうか。
また、一回や二回見学しただけで完璧に接客を出来るでしょうか。
当然、難しいですよね。
アルバイトが上手くいかずに凹んでいる時というのは、多くの場合「慣れない仕事に四苦八苦しているような時」なのです。
そして裏を返せば、苦手意識のある仕事に慣れることが出来れば状況が良くなることも多いんです。
私も以前、とある飲食店のアルバイトを始めてすぐの時にお客様からのオーダーで悩んだことがありました。
そこは、常連客が「メニューに載ってない裏メニュー」をよく注文するお店だったのです。
メニューに無いのだから、知らなくて当たり前ですよね。
飲食店のアルバイトには慣れていても、新しいお店のシステムや雰囲気に慣れていなければミスをすることは多くなってしまうのです。
結局、このお店では
- 注文されたことのある裏メニューを覚える
- 聞いたことがないメニューならすぐに厨房に確認する
という対応を身に着けて解決しました。
飲食店バイトが向いていない人とは
飲食店バイトが向いていない人とはどんな人か。
強いてあげるとすれば、このような方々は飲食店バイトは向いていません。
● コミュニケーションの量が多く、スピーディーな職場が嫌な人
● 不特定多数の人とコミュニケーションを取るのが嫌な人
● 飲食店のアルバイトに全く興味のない人
● 汚いものが絶対に嫌な人
しかし、正直なところアルバイトレベルであれば、飲食店でのアルバイト業務自体は「慣れと努力」で何とかなるレベルだと思います。
また、スピーディーなコミュニケーションが苦手だという方も、お客さんの回転率が低い飲食店であれば比較的のんびりと働くことができます。
やはり、飲食店のアルバイトは人と関わる機会が多いアルバイトです。
ホールではお客様に接客をしますし、バックヤードでは調理から片づけまでコミュニケーションを取りながら連携して仕事をしなければいけません。
なので「コミュニケーションが多い職場はどうしても嫌だ」という方にはオススメしません。
また、当然食事を提供する仕事ですので残飯や廃棄は必ず出ます。
その片づけもアルバイトの仕事になっていることが多いので「潔癖症で汚れることは絶対に無理」という方にもオススメは出来ません。
飲食店バイトが向いていないと感じた時の対処法
● 悩みの種を特定する
● 他のアルバイト、従業員に相談してみる
● どうしても難しければお店に相談してみる
悩みの種を特定する
先述しましたが、飲食店でのアルバイトで「向いていないかも……」と悩むような時は「慣れない作業があって仕事が上手くいっていない」という状況に陥っていることがとても多いです。
なので、自分がどの作業が上手くいっていなくて悩んでいるのかをきちんと特定する事が大切です。
極端な話、レジ打ちが出来なくてもホールで接客をすることはできます。
「レジ打ちが苦手=即バイト失格」ではなく、他に職場で務めることが出来る役割があるのです。
一つの作業が上手くいかないからと悩むのはもったいない事です。
そして、悩みの種になっている作業が特定出来たらその作業に慣れていけばいいのです。
他のアルバイト、従業員に相談する
同じ職場で働いている他のバイトや従業員の方に相談してみましょう。
相談をしっかりとしておくことはとても大切です。
相談する事のメリットとしては、このようなことが挙げられます。
● 過去の実体験をもとに具体的なアドバイスを手に入れることができる。
● 悩みのはけ口があると自分の気持ちが楽になる。
● 今後、仕事が上手くいっていない時にフォローしてもらえる。
就職して社会に出てからも同じことですが、自分がしんどいと感じた時に辛さを共有できる仲間がいる職場では仕事が長続きします。
飲食店バイトだと、「自分に落ち度がなくても理不尽にブチ切れてくるお客様」なんて言うのも残念ながらいます。
そんな時に「お前、災難だったなー」なんて笑ってくれる仲間が職場にいるとかなり気持ちが楽になります。
【関連】経験者が選ぶ飲食店バイトのあるある9選|飲食店の接客の苦労
また、「○○さん、この作業で悩んでいたな」と上手くいかない作業を誰かが知ってくれているとさりげなくフォローしてくれる事も出てきます。
私のやっていたバイトではホールと盛り付け、片づけ等のバック作業が兼任でしたので「○○さんはホールが苦手だから××君がホールに回る」など、アルバイト間でフォローし合っていました。
「仕事を全部一人で出来るに越したことはない」というのも事実ではありますが、一人で仕事をしなければいけないという状況でなければ周りと協力して仕事をするのも一つの手です。
どうしても仕事が難しければお店に相談する
どうしても仕事が上手くできないと悩むのであれば、お店に相談するのも手です。
接客、皿洗い、調理 等アルバイト先の仕事にも種類があります。
どうしても苦手な仕事や作業があるのであれば、お店に相談して仕事内容を変えてもらうというのも解決策です。
少し勇気が必要ですが、普段から頑張って仕事をしていれば聞いてもらえる話だと思います。
アルバイト先から見ても「効率良く仕事を組める」ので悪い話ではありません。
飲食バイトを続けるか辞めるか
「飲食のバイトは向いていない」と感じた時にそのアルバイトを続けるか辞めるかは個人の自由です。
辞めるべき、続けるべきということは特にありません。
アルバイトの選択肢は無数にあります。
次も飲食店のアルバイトを選ぶもよし、他の業種を選ぶもよし、今のアルバイトを続けたまま新しいバイト先を掛け持ちするのもよしです。
ですが、どちらにせよ必ずしてほしい行動が一つだけあります。
それは周りを頼るということです。
「上手くいかない」「向いていない」「辞めてしまいたい」と感じているその気持ちを誰かに話してみましょう。
もしも同じ職場の人には話しづらいと感じるのであれば、バイト先以外の知人でも構いません。
アルバイトに限ったことではありませんが、人は悩んでいるとき、思いつめているときは周囲のことが見えなくなりがちです。
「いくつかの作業が苦手」というだけで「アルバイトの仕事全てが失格」とはなりません。
ですが、悩んでいる本人はそうは考えられないのです。
悩んだ時は誰かに相談してみましょう。
そして客観的に「悩んでいる自分を見る」ようにしましょう。
そうすれば思いつかなかった突破口が見つかったり、深刻に思いつめていただけだったと気が付くこともあるかもしれません。
「仕事が出来ない、向いていないのではないか」と思った皆さんは「仕事に真面目な努力家」です。
真面目に仕事に取り組んでいなければ「向いていない」なんて悩みません。
ただ、少し肩の力を抜いて頑張ってみましょう。
きっといい結果に繋がるはずです。
【関連】飲食店バイトのキツイこと3選|ブラックなお店を選ばないためのコツ
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