大学生の多くは、大学に入ってから、あるいは高校卒業後大学入学前に、初めてアルバイトを始めると思います。
今回は、大学に入ってからアルバイトを始めるという人のために、アルバイトを選ぶ際の7つのポイントについて解説しています。
時給、楽さ、出会いなど、たくさんのポイントがありますが、ぜひ、自分に合った要素を検討して、最高のアルバイト先を見つけてください。

1:時給で選ぶ
アルバイトを探す際、まず気になるのは時給だと思います。
当然ですが、時給が高ければ高いほど効率よく稼ぐことができます。
なるべく時給の高いアルバイトを選択したいところですよね。
例として、大学生の高時給なバイトの代表格としては塾講師が挙げられます。
● 個別指導塾:時給1,200~1400円。
● 集団塾:時給2000円以上もあり得る。
大学受験での勉強を仕事にも生かすことができるので、大学生におすすめのアルバイトになります。
自分が勉強していた塾にそのまま採用されるケースもあるので、大学合格後に通っていた塾に求人がないかチェックするのもよいでしょう。
ただし、塾講師のアルバイトの際には予習が必要で、予習の時間は時給に含まれていない場合があるので注意が必要になります。
実質的な時給はそれほど高くない場合がありますから,どのような職場であるか確認しておきましょう。
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また、塾講師の話から変わりますが、夜勤は時給が高くなる傾向にあります。
2:服装等で選ぶ
アルバイトによっては、服装や髪型に制限がかかることがあります。
例えば、
塾講師の場合、「髪を染めるのが禁止」されていたり、「スーツを着なければならない」などの制限があることが多いです。
その一方で、居酒屋のアルバイトでは、「エプロンなどの着用は義務づけられる」と思いますが、髪の色などには制限がないことが多いです。
大学に入学してから髪を染めようと思っている方は、それに合わせたアルバイトを探すのがお勧めです。
また、在宅でできるアルバイトであれば、髪の色や服装などは問題になりませんのでおすすめです。
在宅でできるアルバイトとしては、 Web ライティングであったり、アプリやゲームのレビューなどのお仕事もあります。
アプリやゲームのレビューは UIスコープというサイトに会員登録をすることでできるようになります。
アプリやゲームのレビューに興味ある方は、一度を登録してみてはいかがでしょうか。
また Web ライティングの仕事はクラウドワークスやランサーズといった、クラウドソーシングの Web サイトに会員登録をしてお仕事に応募することによって始めることができます。
クラウドワークスやランサーズは会員登録自体は無料でできるので、興味のある方は一度を登録してみることをお勧めいたします。
3:自分のやりたいことで選ぶ
自分が子供のころになってみたかった職業のアルバイトをやってみるのもお勧めです。

カフェやパン屋さんで働いてみたい
という方は多いと思います。
普通に就職してしまうと、退職するまでアルバイトをするのは難しくなってしまいます。
ですから、大学生のうちにやってみたい職業のアルバイトをするのはお勧めです。
自分のやりたいことであれば、仕事内容のミスマッチで苦しむ可能性も低いですから、その点もメリットになるでしょう。
4:仕事の楽さで選ぶ
接客業の場合などは、夜はお客さんが少ないためあまり仕事もなく、楽に稼げると思います。
特にコンビニの夜勤や漫画喫茶の夜勤は、業務自体も楽なものが多いです。
ただし、昼夜逆転した生活になってしまい、学業がおろそかになってしまうかもしれないので、その点は気をつけましょう。
授業を午後だけに固められるような場合には、夜勤も良いかもしれません。
また、コネ採用によるところが大きいとは思いますが、「駐車場の受付」や「クレジットカードのコールセンターの夜勤」などは楽であると聞いたことがあります。
もしそのような求人を見つけたら、飛び込んでみるといいでしょう。
【関連】大学生のアルバイト勤務時間の平均はどのくらい?調べてみた
5:将来につながるアルバイトを選ぶ
自分が将来なりたいと思っている職業の職場で、アルバイトとして雇用されるというのもおすすめです。
自分が将来なりたい職業として働いてる人が身近にいることで、自分のモチベーションにもなりますし、就職活動の際に面接での話のネタを作ることも可能です。
例えば、将来法律家になりたいと思っている方であれば、弁護士事務所などでアルバイトをすることがお勧めです。
アルバイトを通じて実際にそのお仕事を経験することで、就職の際に自分とお仕事のミスマッチを最小限に抑えることができます。
就職して働いてみたら、思ってたのと違った!
ということが無いよう、アルバイトを通じて自分の進路に向き合うと効率的でしょう。
また、アルバイトではなく、インターンシップに参加するというのも一つの手です。
最近は、大学1年生や2年生でも有給のインターンシップに参加することができるようになってきています。
インターンシップは無給のものも多いですが、しっかりと給料が出るインターンシップも一定数存在しています。
アルバイトの代わりに有給のインターンシップに参加するのは非常にオススメです。
ちなみに、私は議員インターンシップに参加していたことがあり、こちらでその経験談を書いています。
【こちら】議員インターンシップの仕事内容・メリットを経験者が語ります!
6:立地やシフトの融通度で選ぶ
どれだけ良いバイトであったとしても、自宅や大学から遠いところにバイト先がある場合は、アルバイトを続けるのが難しいです。
アルバイト先はできる限り自宅や大学から近く、通勤しやすい場所が良いでしょう。
通勤しにくい場所だと、雨の日や、急いでいるときにとても不便を感じると思います。
自分が無理なく通勤できそうか否か、しっかり検討しましょう。
また、アルバイトによっては、人手が不足していて「シフトをたくさん入れる」に強要されてしまう場合があります。
こればかりは、アルバイトを始めてからではないと、実態を把握するのはなかなか難しいと思います。
そのため、友人が働いている職場で、友人から職場の雰囲気などを確認してからアルバイトを選ぶのがオススメです。
7:出会いで選ぶ
出会いでアルバイトを選ぶ方も多いでしょう。
特に、かっこいい店員さん、かわいい店員さんが働いている店舗では、やる気も上がりやすいと思います。
しかし、職場での恋愛は面倒な問題を引き起こしやすいです。
アルバイト先で出会って付き合い始める大学生カップルは多いですが、TPOはわきまえましょう。
ブラックバイトを回避するために
近年、シフトを強要されたり、商品を購入させられるといったブラックバイトが問題になっています。
ブラックバイトを始めてしまうと、

試験期間中なのに、無理やりバイトのシフトを入れられた
売れ残った、欲しくもない商品を買い取らなければならない
というような問題が発生します。
ブラックバイトを回避するためには、友人が働いているバイト先の雰囲気を聞いて、友人にバイトを紹介してもらうというのが一番良い方法だと思います。
自分の周囲の人にアルバイトをしている人がいない場合は、サークルなどで大学の先輩と知り合いになりアルバイトを紹介してもらうのも良いでしょう。
そのほか、実際に店舗に足を運んでみることがとても重要です。
店内、店員さんの雰囲気を見て、自分に合っているかを考えましょう。
大学生にとって、ブラックバイトの可能性が高いのは、塾講師、飲食店、コンビニなどのサービス業です。
これらはメジャーなアルバイトですが、基本的にサービス業は忙しいと考えておくといいでしょう。
これらの業界でアルバイトをしたいと考えている場合は、特に実際に働いてる人にそのバイトがブラックバイトかどうかを確認した方が良いでしょう。
【関連】飲食店バイトのキツイこと3選|ブラックなお店を選ばないためのコツ
ブラックバイトは、チェーン店全体がブラックである場合だけでなく、そのチェーン自体はホワイトではあるが、店舗によってはブラックであるという場合もあります。
そのため、自分が働こうと思っている店舗ごとに、しっかりとブラックバイトがあるかどうかを調査した方が良いでしょう。