大学と高校の違いを11個まとめてみた

大学 高校 違い

この記事では、

新入生が知っておくべき大学と高校の11の違い

について、それぞれ詳しく説明しています。

「教育機関」というよりも「研究機関」としての役割の方が大きい大学は、高校と異なる点が多いです。

進学する大学がすでに決まっている新入生諸君も、大学受験生の諸君も、

大学のイメージをつかむために参考にしてください。

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大学で自由を謳歌しましょう!

目次(もくじ)

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1.前提意識の違い

高校:決まったカリキュラムに従って通う。受け身でもなんとかなる。

大学:カリキュラムは基本的に自由。主体性、積極性が重要。

高校からストレートで大学に進学する学生たちは、特に大学では積極的に行動することを意識してください。

高校と違い、大学はとにかく主体性が求められます。

受講する授業や時間の使い方、所属するゼミ・研究室、サークルも自由に選べます。

しかし、この圧倒的自由がある反面、「選択した責任」も自分に戻ってくるので注意が必要なのです。

試験で点を稼いで単位を取れているなら、大学はサボり続けていても進級・卒業ができます。

普段の授業に出席するもしないも、あなたの自由です。

そして一方、どんなに授業に出席しても、必要な単位を取得できなければ卒業は出来ないのです。

単位を取得できないなら、その授業を履修した責任はあなたに降りかかります。

周りに流されるままテキトーに授業を選んだけど、興味がない内容だから勉強する気にならない・・・
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こうならないためも、大学では自分で考えて積極的に行動することが重要です。

【関連】大学に行く意味って何?大学生の4つのメリットを説明します

2.時間割の違い

高校:時間割の選択肢 ×

大学:時間割の選択肢 ◎

大学生活を楽しく過ごす上で、時間割の組み方はとても重要です。

大学の時間割は、良いように言えば選択の自由があります。

しかし、異なる視点でみると「突き放されている」といえるでしょう。

小・中・高校では、授業の時間割はクラスごとにすべて決められていましたよね。

しかし、大学では自ら取得単位を計算して受講する授業を決めなければなりません。

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いわゆる履修登録というものです。

大学では履修登録によって、自分専用の時間割を作らなければならないのです。

大学の友人たちと一緒に履修する授業を決める方が多いでしょうが、しっかり考えて授業を選びましょう。

【関連】大学の履修登録のコツと絶対に知っておくべき基本

3.日中の活動範囲の制限の違い

高校:放課後まで学外に出られない。

大学:自由に学内外を行き来できる。

高校は一度登校すると、授業がすべて終わるまで基本的に学外へは出られません。

しかし、大学は学内外への移動が自由です。

高校で一日中束縛感を感じていた方も、大学ではあまり意識することはないでしょう。

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授業中にスマホをいじっていても、基本的に講師から注意はされません。

4.学生の多様性の違い

高校:地元の学生が多い、同級生は基本的に同い年。

大学:多種多様、同学年で年齢が違うことも。

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言わずもがな、大学にはいろんな学生がいます。

年齢も違えば、住んでいた場所もまったく違う。

そんな学生たちと一緒に授業を受けるわけです。

昨今、LGBTの問題が取り上げられる機会が増えましたが、

ぜひ「受け入れる心」を持ってください。

ちなみに、大学ではコミュニケーションツールとして、地元の話がとても役立ちます。

自分の出身地のローカルネタや方言は、あなたのアイデンティティです。

このアイデンティティを有効的に使えれば、

初対面の人に名前は覚えてもらえなくても、多少は相手の印象に残るはずです。

ガンガン方言を使っていきましょう。

5.友人の付き合い方の違い

高校:とても作りやすい。クラス制のおかげ。

大学:意外と作りにくい。コミュニティに入ることが肝心。

高校は、授業やイベントも基本的にクラス単位で行われるため、

受動的な出会いの場として機能しています。

しかし、大学は高校と違い、意外と人と出会う場が少ないです。

出会いの場はサークルやゼミ、クラス授業などに限られています。

いやいや、学内にいっぱい学生が歩いてるじゃん。

というツッコミも分かりますが、

学内を歩いているの同じ大学の学生は、街で歩いている見ず知らずの他人と変わりません。

街で歩いてる見ず知らずの方に、いきなり声をかけることが出来るでしょうか。

声をかけづらいと感じる方の方が多いでしょう。

ですので、大学で友人を作るには、

サークルやゼミなどのコミュニティに属する

ことが重要になります。

したがって、まずは人との接点を作りましょう。

友人を作るためにも、積極的にコミュニティに入りましょう。

また、大学にも必修科目などでクラスは存在しますが、

高校ほど一体感のあるクラスは珍しいです。

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一体感があったり楽しいクラスになるか、地獄のようなクラスになるか、すべては講師の力量によります。

ですので、学内の友人を手っ取り早く作りたいならば、

サークルやゼミに参加することをオススメします。

【関連】大学の友達の作り方|大学生の友達付き合いで重要なこととは?

6.サークル・部活動の違い

高校:部活動のみ

大学:部活動+サークル

サークル活動は、大学生活の華です。

人間関係がドライになりがちな大学において、

深い人間関係をもっとも作りやすいのがサークル活動です。

大学生活で研究や勉強以外のことをエンジョイしたいならば、必ず入りましょう。

しかし、

サークル活動って一体何?

部活動と何が違うの?

という疑問もありますよね。

イメージしやすいように簡単に説明すると、

「サークル」⇒「ゆるい部活動」

「大学の部活動」⇒「世界、全国を狙うガチの部活動」

と言えるでしょう。

大学からしても、自分の学校からプロや凄いアスリート、文化人が生まれれば、

凄まじい宣伝効果を生み出してくれますから、

スポーツ推薦などの推薦入試を利用し、

将来有望そうなアスリートなどを囲って「部活動」で活動してもらうわけです。

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部活動に比べると、サークルの活動はあくまでアマチュアレベルです。

(あくまでイメージです。)

授業やアルバイト、ゼミ活動と両立しながら、大学の友人たち何か楽しいことがしたい。

という学生に、サークルは持ってこいの場です。

一方、

特定の分野で自分を高めることに自分の力を注ぎたい。

そのためにきつい練習にも耐えるし、一部の自由な時間も犠牲にできる。

という学生は、部活動向きだと思います。

誤解のないように言っておきますが、

部活動並みに厳しい活動を行っているサークルもたくさんあります。

しかし、サークルは部活動と比べて多種多様で数も多く、

日々活動しているところもあれば、まったく活動していない名ばかりの団体もあるのです。

一方、大学の部活動の多くは、長い歴史があり、その大学の顔や伝統となっています。

また、サークルや部活動に限らず危ない団体の勧誘に気を付けましょう。

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具体的な団体名は出しません。

しかし、大々的に”それっぽい活動”をしている薄っぺらい団体はたくさんあります。

「何を目的に活動しているのか」

「あなた自身が後悔しないか」

サークルに入る前にしっかり考えてください。

【関連】大学生がサークルに入らないと後悔しやすい7つのこと

7.ゼミ・研究室活動の違い

高校:「研究」できるコミュニティは一部の部活動のみ。

大学:教授と一緒に専門的な研究や発表を行うメインの場。

ゼミや研究室とは、少人数の学生たちが、

テーマのために教授の指導のもとで、研究と議論を重ねるコミュニティのことです。

基本的に、1~4年生合わせて15名程度で構成されています。

そして、もちろん単位としても認定されます。

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基本的に少人数で行われるため、うちとけた雰囲気のところが多いです。

高校では、一部を除き、

一つのテーマを掲げて研究に取り組んでいる部活動は基本的にありません。

一方、大学では、自分の興味がある分野について詳しく研究するために、

ゼミや研究室は大きな力を発揮します。

また、ゼミはサークル活動同様に大学の友人を作る貴重な場ですし、

就職活動の際の話のネタとして十分に使うことが出来ます。

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理系の学生は特に研究室での成果が就活や大学院進学に直結します。特に頑張りましょう。

【関連】ゼミに入らないと後悔するの?就活も含めて文系大学生が経験談を語ります

8.授業の違い

高校:40名程度のクラス授業、1コマ50分授業の学校が多い。

大学:100名以上の教室授業もあり、1コマ90分授業の学校が多い。

大学では、1クラスに約50名程度の学生が所属しており、

必須科目の授業はクラスごとに決められていることが多いです。

特に、理系学部の場合、実験をクラスごとで行うことがよくあります。

また、基本的に大学の授業では席が決められていません。

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席は早いもの勝ちです。

毎回授業を受けていると、学生たちのそれぞれの定位置が暗黙のうちに出来ていたりしますが、

そんな事は気にする必要はありません。

興味がある授業では前の方に、興味がない授業は後ろの方に座るといいでしょう。

9.先生の違い

高校:教員免許を持つ教師

大学:研究者である教官

高校では、教員免許を持つ教師学習指導要領に基づいて授業を行います。

しかし、大学では研究者である教官自身の専門研究領域を中心に授業を行います。

高校の先生たちは「各教科を教えるプロ」ですが、

大学の先生たちの本業は「研究者」なのです。

ですので、大学には教えるのが上手い先生もいれば、そうでない先生もいます。

黒板に何を書いてるの?

何を喋ってるのかすら分からない・・・

という先生もいますので、それぞれの科目の先生は履修登録の前にしっかり下見しておきましょう。

大学で履修登録をする際の注意点についてはこちらの記事にまとめています。

【参考】大学の履修登録のコツと絶対に知っておくべき基本

10.試験の違い

高校:

  • 試験目的は「知識の確認」
  • 試験形式は「空欄補充」や「論述問題」など
  • 重要なのは「知識の正確な暗記」

大学:

  • 試験目的は「用語・概念の理解度と問題意識の確認」
  • 試験形式は「用語説明問題」や「論文論述問題」など
  • 重要なのは「論文形式の問題に対する自身の主張」

高校生までは、知識を正確に暗記する力が重要です。

しかし、大学では、

  • 「考える力」
  • 「人に意見を上手く伝える力」

がより重要になります。

大学では、先生によっては空欄補充の問題を出すことがありますが、

試験形式としては、基本的に文章で答える問題が多いです。

期末試験でいきなりA4サイズの白紙の解答用紙を渡され、

「~問題について説明せよ。」

という問題を解かされることもザラにあります。

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「白紙の解答用紙」は絶対に講師の手抜きだと私は考えています。

そして意外と、自分の意見を長々と説明することで突破できたりします。

また、高校と大学の試験でもっとも違うのは、

「明確な答えが無い問題」の有無です。

答えの無い問いに対しては、

問題について自ら調査し、自ら考え、自らの意見を分かりやすくまとめる能力が求められます。

レポートなどが良い例ですね。

大学さん
大学さん
すぐに答えが分かる問題を大学で学ぶ必要なんてないよねー。

しっかり”研究”してねー。

答えが無い問題だからこそ、大学で研究し、追求していく価値があるとされています。

ちなみに、教養科目として高校と同じ数学や語学の授業もありますが、

理系科目は論述式や論証式問題が多く、語学は要約問題や内容把握問題が多いです。

11.長期休暇の違い

高校:

  • 夏休みは約1カ月
  • 冬休みは約2週間
  • 春休みは約2週間

大学:

  • 夏休みは約2カ月
  • 冬休みは約2週間
  • 春休みは約2カ月

※もちろん学校によります。

大学の長期休暇は高校と比べてもスケールが違います。

思わず自分が大学生であることを忘れてしまいます。

それぐらい長いです。

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ひたすらに長いです。最高です。

ですが、この長期休暇の過ごし方はとても重要です。

アルバイトやサークル活動に熱中する学生もいれば、

思い思いに有意義な過ごし方をしている学生もいます。

しかし、その一方で、

2カ月間も「食っちゃ寝生活」をしてしまう学生もたくさんいるのです。

大学生としてのはじめての長期休暇は、くれぐれの計画的に過ごしましょう。



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