大学生になると、さまざまな場面で学生証を使うことになります。
カラオケや美術館を利用する際などには、学割を使うためには学生証を見せる必要があるわけですから、大学生にとって学生証はとても重要な証明書と言えます。
しかし、学生証の写真についてはあまり気を使っていない学生が意外と多いのです。
「学生証に使われると知らないまま自身の写真を提出した」という方も多いようです。
4年間も顔写真を変更できない学生証ですから、出来れば写真映りの良い写真を使いたいですよね。
そこで今回は、大学の学生証用写真を撮る際の服装やサイズについてまとめてみました。
学生証が必要になる主な場面
● 期末試験を受けるとき
● 大学施設を利用するとき
● 本人確認書類が必要なとき
● 年齢確認が必要なとき
● 学割を使いたいとき
期末試験を受ける際や、大学施設を利用する際に、本人確認に学生証が必要になることがあります。
また、何かしらのサービスを登録する際など、本人確認書類の提出を求められた時に学生証が使えます。
特に、「楽天学割」や「アマゾンプライムスチューデント」のような学割サービスに登録するには、学生証を撮影してメール提出する必要があります。
この他、カラオケやボウリングで学割を使いたい時に、たいてい学生証が必要になりますね。
学生証が必要になる場面は多いですので、常に財布の中にでも入れて持ち歩いておくのがおすすめです。
大学の学生証の写真はいつ撮るのか
そもそも、大学の学生証の写真はいつ提出する必要があるのでしょうか。
これには、主に以下の2パターンがあります。
【1】受験票の写真が学生証に使われるパターン
こちらは、受験票の証明写真が学生証に使われるというパターンです。
学生証に使われると知らないまま証明写真を提供しちゃった!
という学生は毎年たくさんいるので、出願書類の写真うつりには注意が必要です。
「受験票の写真だしテキトーでいいよね。」と油断していると、入学後に後悔してしまいます。
中には、
高校の学生服を着ている証明写真が大学の学生証で使われている
という学生もいますから、本気で気をつけましょう。
【2】入学手続き書類の写真
こちらは、入学手続き書類の証明写真が学生証に使われるというパターンです。
合格が決定した後に学生証用の写真提出を求められるので、しっかり学生証を意識した学生証を作る方が多いですね。
学生証に使われる写真のサイズは?
学生証には、
- 縦4cm×横3cmサイズ (履歴書規格)
- 縦4.5cm×横3.5cmサイズ (パスポート規格)
の証明写真を使う大学が多いです。
大学によって求められる証明写真のサイズは異なりますから、しっかりと自分の大学の仕様について確認しておきましょう。
また、証明写真は、
- 上半身
- 正面
- 無帽
- 無背景
- 枠なし
- 6ヶ月以内に撮影されたもの
が基本です。
学生証の写真はどこで撮るべきか
【1】自撮り
【2】証明写真ボックス
【3】写真館
【1】自撮り
主に、スマートフォンのアプリで撮影することになります。
撮影した自撮り写真はコンビニなどで印刷するだけですから、200~300円と格安で証明写真を作ることが出来ます。
しかし、自撮りに慣れていないと上手く撮影するのは難しいですし、写真の印刷作業も慣れていなければ手間取るでしょう。
自撮りに慣れている方にはおすすめの方法ですが、慣れていない方は避けた方がいいですね。
【2】証明写真ボックス(おすすめ!)
証明写真ボックスを利用することで、「写真専門店」でプロのカメラマンさんに撮影してもらうよりもかなり安く質の良い証明写真を用意することが出来ます。
おそらく、大学生の大半は学生証の写真を証明写真ボックスで撮っているのではないでしょうか。
私も証明写真ボックスで撮影した証明写真を提出しました。
相場としては、6枚一組で600~1000円ほどです。
証明写真ボックスの技術力は向上し続けていて、最近はかなりの高水準に達しています。
正直、学生証用なら写真専門店のプロに頼むまでもないと思うので、証明写真ボックスで十分です。
【3】写真専門店
金額にこだわらず、クオリティにこだわった写真を用意したいのであれば「写真専門店」です。
最寄りの写真館を利用しても良いですが、よりクオリティを追求するのであれば古くから経営している写真館を選ぶべきでしょう。
基本的に1000円以上はかかってしまいますが、証明写真を撮り慣れているカメラマンが撮影してくれればアングルや表情など微妙な差にこだわった写真を手に入れることが出来ます。
学生証の写真を撮る際の服装は?
学生証の写真は基本的に自由で、私服で撮影した写真を使う学生も多いです。
しかし、学生証は公的証明書として使われることもありますから、スーツで撮影してもいいでしょう。
華美な服装は出来るだけ避けて、清潔感のある地味めな服装を意識しておくとベターです。
ちなみに、大学の卒業アルバムに使用する写真を提出しなかった場合、卒業アルバムに学生証の写真が使われることがあるようです。
また、何かしら予期しない事態で学生証の写真が流用される可能性はあります。
もしかすると、末永く付き合っていく写真になるかもしれませんので、学生証の写真の服装には念のため気を使っておきましょう。
女性はお化粧をしてもいいの?
証明写真は主に本人確認のために使われますから、本人確認が可能な程度であればメイク有りでも問題ありません。
しかし、一応証明写真ですから華美になりすぎないように注意するべきでしょう。
具体的には、付けまつ毛やアイラインは避けるべきです。
肌色が分かる程度のファンデーションや、それに合う程度の口紅を使うなど、できるだけナチュラルなメイクをするのがベターです。
学生証はいつ受け取る?
多くの大学では、学部別で行われる「新入生ガイダンス」の際に学生証を配布します。
また、「入学式」のときに学生証を配布する大学もあるようです。
もしも学生証を受け取り忘れてしまっても、たいていは学生課に問い合わせればすぐに受け取ることができます。
そして、学生証はたいてい卒業式の日に大学側に返還することになりますので、大切に保管しましょう。
大学の学生証を紛失したらどうすればいい?
学生証を紛失したり盗難に遭ってしまうと、最悪の場合、学生証を悪用される恐れがあります。
もし大学の学生証を紛失してしまった場合は、すぐに学生課に問い合わせてどうするべきか聞きましょう。
最寄りの警察署に届け出を行う必要があるかもしれません。
学生証再発行手続きは、大学ごとに定められた窓口にて行うという流れになります。
大学によって異なりますが、学生証を再発行する際に手数料として約2,000円ほどを徴収する大学も存在します。
4年間の間に学生証を紛失してしまう学生は意外と多いのですが、大学の試験を受けるために必要になることがあるので学生証は大切に管理しましょう。