高校で赤点を取るとどうなる?留年への影響と対処法とは

高校で赤点を取るとどうなる?留年への影響と対処法とは

義務教育の中学校では聞くことはなかったでしょうが、高校になってから聞くようになる言葉があります。

それが「赤点」です。

これは高校の定期テストでかなり悪い点数を取ってしまったときに使われる言葉です。

そもそも、赤点とは何なのか、赤点をとってしまったらどうしたらいいのかについて今回は説明します。

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元予備校講師の営業マン

高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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赤点とは何か

赤点とは、つまり「落第点」のことです。

昔は落第点を取ってしまったら点数や成績表が赤字で書かれたことから、赤点と呼ばれるようになったそうです。

「平均点の3分の1以下の点数を赤点と呼ぶ」なんて方もいますが、実際、赤点の基準は高校や教科によって異なるというのが事実です。

  • ある高校・教科では「〇〇点以下は赤点」として設定する
  • 他の高校・教科では「平均点の〇割以下は赤点」として設定する

というように基準は異なるのです。

また、高校が進学校かそうでないかによっても赤点の基準は異なります。

 

赤点を取ったらやばいテスト

テストにもいろいろな種類があります。

例えば、大学受験のためにベネッセや河合塾が実施する『模擬試験』があります。

『進研模試』『河合模試』『駿台模試』『W合格模擬』などが有名ですね。

この模擬試験は、どんなにひどい点数をとっても赤点にはなりません。

模擬試験の点数は高校の評定に全く関わらないからです。

また、試験範囲が「習ったところまで」になることが多い『実力テスト』。

これも、事前に告知がなければ評定に関わらないことが多いです。

 

しかし、中間テストや期末テストといった『定期テスト』は話が別です。

『定期テスト』は評定に影響しますから、定期テストで赤点を取り続けた場合は留年になってしまう可能性もあります。

定期テストで赤点を取ってしまったらヤバイ。

これは覚えておきましょう。

 

赤点で留年するパターン

「赤点を一教科でも取ってしまったら一発アウトで留年になるか」と言えばそうではありません。

定期テストは年に数回行われます。

三学期制なら年に5回、二学期制なら年に4回が普通です。

ということは、一つのテストで赤点をとっても、残りの4回か5回で挽回すれば留年は回避できるのです。

留年に関わるほどの問題となるのは、赤点を一度とることではなく、通年で赤点を取り続けることなのです。

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赤点を取ったらどうしたらいい?

もし赤点を取ってしまった場合、まずは「その学年で受けた定期テストの点数」を思い出しましょう。

自分で点数を控えていないときは担任の先生に確認するか、高校側で出す得点通知表などのような成績告知の書類を探し出しましょう。

次に、「今までに取った点数が、全体の平均点とどのくらいの差があるか」を確認しましょう。

「平均点以上を2~3回とっていて今回だけ赤点だった」という場合は、通年で赤点になる可能性は極めて低いです。

どうして今回だけ赤点だったのか原因を分析し、次回には必ず赤点を回避できるよう対策しましょう。

 

一方、これまで一度も平均点を越えておらず、赤点もしくは赤点スレスレの点数を取り続けている人はピンチです。

最終的な評定が確定する前に自分から動き出す必要があります。

まずは、担任の先生に相談しましょう。

テストがすべて返却されていれば、赤点になるかどうか予想がつきます。

あきらかに「まずい」ときは、担任の先生から呼ばれることも多いでしょう。

その場で話し合った内容や指示に従って行動することです。

 

赤点に対する主な救済措置

(1)追試験

赤点の救済措置としてもっとも知られているのが『追試験』でしょう。

追試験とは、留年を回避するために受験するテストです。

これで基準点以下だった場合は、留年がまず確定してしまいます。

しっかりと気合を入れて勉強し、何とか留年を回避しましょう。

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(2)補習授業

赤点対象者のために、春休みなどに行われる補習授業です。

補習授業と追試験が組み合わさるケースもあります。

もし、補習授業だけならとてもラッキーです。

その補習授業に出ておけば留年は回避できます。

しかし、油断することなく補習授業内で出された課題については確実に提出しましょう。

また、補習と追試験が組み合わさっている場合は、補習授業を必死に受けましょう。

追試験の問題が、補習授業で解いた問題から出題されることが多いからです。

分からなければ、先生や友達に聞いて確実なクリアを目指しましょう。

 

そもそも赤点を取らないためには

通常、赤点やそれに伴う留年はそんなに頻発しません。

平均点を大きく下回る点数を何回もとること自体がまれだからです。

高校は中学校と違い、入学試験で選抜しています。

受験の段階で自分と似たり寄ったりの成績の学生が集まりやすいのです。

ということは、同じ高校の生徒の学力差は中学校時代よりも小さいといえます。

それならば、勉強して「平均点人並み」に点数を持ってくるのは難しいことではありません。

テストに自信がなければ、平常点を上げるように努力するべきです。

 

『平常点』とは、出席日数や授業態度、提出物などを評価する点数です。

平常点をどのくらい見てくれるかは高校によって異なります。

ですが、学校の先生から見れば、毎日休まず、課題も毎回しっかり出している生徒が赤点をとってしまったときは、「何とかして留年を回避させる手助けをしてあげたい」と思うものです。

こういう時に日ごろの態度がものをいいます。

ただし、進学校の場合は点数に重きを置くことが多く、しかも、平均点が高くなりがちです。

進学校で赤点を取り続けた場合は、留年回避は難しくなるかもしれません。

そうならないためにも、授業中に寝たりせず、日ごろの勉強をしっかりしましょう。

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この記事を書いた人

元予備校講師の営業マン
元予備校講師の営業マン
高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。