大学生にとって、自分専用のパソコンは必須アイテムなのでしょうか。
進学する大学が決まった新入生の中には、大学生活に向けてパソコンを購入するべきか否か迷っている方も多いでしょう。
そんな方々は、以下でまとめた大学生活の中でパソコンを使う場面を参考にして、パソコンを購入するべきか否か検討してみてください。
大学生がパソコンを使う場面
大学生がパソコンを使う主な7つの場面
学校からの連絡・告知
レポート課題の作成
プログラミング
授業に必要なソフト
サークル活動
ゼミ活動
アルバイト
1.学校からの連絡の把握
多くの大学では、学籍番号とパスワードの入力が必要ですが、休講情報や試験情報などをネット上で配信しています。
大学には、ホームルームのような情報を受動的に共有できる機会はありませんから、ネット上の大学情報を積極的に仕入れる必要があります。
学校からの連絡は、パソコンかスマートフォンを使ってしっかり把握しておきましょう。
2.レポート課題の作成
大学生として最もパソコンを使う機会が多いのが、レポート課題の作成でしょう。
大学では、筆記試験だけでなく、レポート課題がよく出題されます。
そして、このレポート課題は、たいていフォーマット(提出形式)が決められており、多くの場合、ワードなどのOfficeソフトが必要になります。
手書きのレポートでは、受け取ってもらえない場合が多いのです。
つまり、レポート課題を提出して単位をしっかり取得するためには、パソコン(Office機能付き)が必須であるということですね。
3.プログラミング
プログラミングをするためには、パソコンは必須アイテムとなります。
特に、理系大学生の方々は、多くのプログラミング言語を学びます。
プログラミング自体が課題になることもあれば、プログラミングを使って解を求める課題も出題されます。
パソコンなしでプログラミングをするのは、武器なしで戦場に立つようなものだと覚えておきましょう。
4.授業に必要なソフト
どの学部でも「Officeソフト」はほぼ必須ですが、在籍している学部・学科によっては、授業で特殊なソフトが必要にある場合があります。
建築学部に在籍しているなら「CAD」、
生物系であれば「ChemBio」、
マーケティング系で広告を作るなら「Adobe Illustrator」
などが該当しますね。
やはりソフトは使っていないと慣れないですから、自分専用のパソコンにインストールしておくのがベストでしょう。
大学にもよりますが、学生向けに格安や無料で専用ソフトを配布している大学もあります。
5.サークル活動
サークル活動や団体内の役職によっては、パソコンが必要になる場合があります。
マーケティング系のサークルであれば、広告デザインを考えるために「Illustrator」が必要かもしれませんし、
会計の役職ならば、会計管理のために「エクセル」が必要になるでしょう。
サークルによっては、パソコンが必要になる団体もあることを知っておきましょう。
6.ゼミ活動
ゼミ活動では「PowerPoint」を使ったプレゼンの発表や、「ワード」を使ったレポートの作成などパソコンを使う機会がたくさんあります。
研究内容についての教授やメンバー内での話し合いも、パソコンを使うことでスムーズに進めることが出来ます。
この場合、持ち運びに便利なノートPCを使うとより便利です。
7.アルバイト
意外かもしれませんが、アルバイトをする際にもパソコンが必要になる場合があります。
例としては、「採点アルバイト」や「ネット家庭教師」など主に教育関係のアルバイトが挙げられます。
この2つのアルバイトは自給もいいので個人的にけっこうオススメです。
これらのアルバイトはパソコンを持っていなければすることが出来ません。
パソコンを持っていることで素晴らしいアルバイトに出会えるかもしれませんから、できるだけ自分が自由に使えるパソコンを持っておきたいですね。
大学生が自分専用のパソコンを持つべき2つの理由
1.自分専用のソフトを使える
ソフトを購入して自分のパソコンにインストールしておけば、そのソフトを自由に使うことが出来ます。
特に、Officeソフトは大学生にとって必需品です。
また、専門的なソフトは使う人によって設定や使い方にクセが出やすい傾向にあり、使って行く中でカスタマイズを繰り返し、自分に合った設定に自然と落ち着いていくのです。
しかし一方、大学の共有パソコンに入っているソフトは初期設定のままである場合が多く、自分が使いやすいようにカスタマイズすることは出来ません。
自分で自由に設定を変えてカスタマイズを繰り返すことは、ソフトを使いこなすまでの修得時間を短縮することにつながります。
自分専用のパソコンにソフトをインストールして使うことは、ソフトを使いこなす上で大きなメリットになるのです。
2.データの管理が楽ラク
家庭や学校の共有パソコンを使っている場合、データの管理が大変です。
共有パソコンを使用している場合、全てのデータをクラウドサービス上やUSBに保存しなくてはなりませんから、余計な手間が毎回かかってしまうのです。
さらに、クラウドサービス上のデータはネット環境に接続しなければ利用できませんし、USBは小さいですから失くしてしまう危険性もあります。
しかし自分専用のパソコンを持っていれば、データの保存に関して余計な手間をかける必要がありません。
ネット環境に関わらず、自分のパソコン上にデータを保存することが出来ます。
大切なデータを管理する上で、やはり自分専用のパソコンを持つメリットは大きいです。
大学生はパソコンを持つべき
大学生はパソコンを使う機会が多く、パソコンを持たずに大学生活を送るのは、とても難しいのが現実です。
自由に使えるパソコンを一台も持っていないという方は、必ずパソコンを購入するべきです。
そして新しくパソコンを購入するのであれば、ノートパソコンを購入しましょう。
現在、約7割の大学生が専用のノートパソコンを持っていますし、ノートパソコンにはデスクトップパソコンには無いさまざまなメリットがあります。
大学生に合ったノートパソコンの選び方やOfficeソフトを無料で手に入れる方法については、こちらの記事でまとめていますので参考にどうぞ。
参考:大学生にノートパソコンが必要な2つの理由と選び方のコツ