浪人生にアルバイトをおすすめしない2つの理由を説明します

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どうも、一年間の宅浪経験を持つ私です。

今回は私の浪人経験をもとに、私が考える浪人生にアルバイトをおすすめしない2つの理由を説明します。

「気分転換のためにアルバイトを始めようか」と悩んでいる浪人生の方は参考にしてみてください。

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浪人生はアルバイトをしたくなる

浪人生は孤独、アルバイトをしたくなる

予備校に通って浪人生活を送っている方も、予備校に通わず浪人生活を送っている宅浪の方も、浪人生活を送っていると、アルバイトをしたくなる時が何度かくるはずです。

「高校の同級生たちが大学や企業に就職して立派に励んでいるのに、なんで浪人生活をしている自分は勉強しかすることが出来ないんだ。」とストレスがたまってしまうのは仕方がないことです。

特に私が経験した自宅浪人生の場合、社会から隔離されているような孤独を感じることが多いのです。

 

予備校に通っている浪人生であっても、

○「ひたすら予備校と家を往復する生活を変えたい!」

○「ずっと家に引きこもっているから、バイトでもして気分を変えたい。」

と思ってしまうのも無理はないことです。

 

いくら浪人生として毎日勉強しているといっても、アルバイトや仕事をしていなければ、世間一般的には「ニート」にカテゴライズされます。

毎日努力しているのに、まるで社会から隔離されたような満たされない毎日に精神的な辛さを感じてしまうこともあるでしょう。

そしてアルバイトをすることで、社会に貢献している実感を得たくなることもあるでしょう。

しかしその誘惑に負けてアルバイトを始めてしまうと、多くの浪人生の場合、浪人生活の最大の目標である「第一志望大学の合格」が逃げてしまうのです。

 

浪人生がアルバイトを始めてしまう理由

【1】お金のため

【2】気分転換のため

【3】所属欲求を満たすため

【4】自尊心を満たすため

【1】お金のため

予備校費も大学の授業料も非常に高額ですから、

○「予備校に通っているから、少しでもお金を稼がなければならない。」

○「大学の学費を払うために、今からアルバイトをしておきたい。」

など、どうしてもお金を稼がないといけない人はいます。

そして、そういう方々がアルバイトをするのは仕方がありません。

ただそういう方々ですら、よほど経済的に困窮していない限りアルバイトはしないほうがいいと私は思います。

理由は単純で、受験勉強をしながらアルバイトで稼げる金額は大抵たかが知れているからです。

毎日暇な大学生ですら、一年間のアルバイトで数十万円もの貯金をするのは簡単ではありません。

やり遂げるには相当な忍耐力が必要です。

 

そしてそんな忍耐力があるのであれば、その力を全て受験勉強に注ぐべきだと思います。

奨学金や学生ローンを利用することで大学の学費は基本的にまかなうことは出来ますし、多くの大学には「特待生制度」もあります。

こちら大学の費用はどうしてる?大学進学のお金が不安な方へ14の提案で詳しく書いていますが、私は全ての学費を奨学金と学生ローンで払っています。

大学受験の時期に学費を稼ぐよりも、大学卒業後に学費分の費用を稼ぐ方が明らかにコスパがいいです。

また当たり前ですが、「遊ぶ金が欲しい」という理由でアルバイトを始めようとしている方も辞めたほうが良いです。

よほど受験勉強に余力が無い限り、お金のためにアルバイトをするのはおすすめしません。

 

【2】気分転換のため

浪人生の多くは気分転換のためにアルバイトを始めます。

自宅浪人をしている方は勿論のこと、予備校に通いながら浪人生活をしている方も毎日勉強漬けの毎日です。

家や予備校での代わり映えのしない毎日にイライラしてしまうこともあります。

そして、多くの浪人生は変化を求めるようになるのです。

 

そして、そこで選択肢として頭に浮かぶのがアルバイトです。

「周りから勉強を強制されているように感じて毎日が辛い。でもアルバイトなら人と関わることで気分転換ができるだろうし、お金ももらえて一石二鳥だ。」

などと考えてしまうのです。

アルバイトで気分転換をしながら受験勉強ができる方は確かに存在しますが、そんなに要領の良い方は稀です。

私もそうですが、たいていの浪人生はアルバイトで気分転換できるどころか、逆にアルバイトに追い詰められてしまうでしょう。

よほど恵まれたバイト先でない限り、仕事内容や人間関係で悩むことになると思います。

 

【3】所属欲求を満たすため

「大学生やサラリーマンになった同級生たちは立派にアルバイトや仕事で頑張っている。なのに、どうして私は勉強しているだけなんだ。孤独に机にかじりつくだけじゃなくて、なにか社会に貢献できるようなことをしたい。」

気持ちはとても分かります。

そもそも、人間は「集団に属したいという欲求」を抱えています。

「マズローの欲求5段階説」を紹介しながら説明してみます。

 

マズローの欲求5段階説

【自己実現の欲求】創作活動や自身の成長を図りたいという欲求

【承認欲求】集団で認められ、尊敬されたいという欲求

【所属欲求】他人と関わり、集団に属していたいという欲求

【安全欲求】安全に生活できる環境を求める欲求

【生存欲求】生命維持を求める本能的な欲求

図の中で、下にある欲求ほど優先度が高いとされています。

つまり、

●「安全な環境(安全欲求)よりも、まずは生きること(生存欲求)の方が重要。」

●「尊敬される(承認欲求)よりも、まずは集団に属すること(所属欲求)の方が重要。」

ということです。

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話を戻すと、

人間は基本的に「集団に所属したい」という欲求を持っており、「浪人生という集団から隔離された状態を辛いと感じてしまうことがある」ということです。

これは人間の基本的な欲求ですから仕方が無いです。

小学校、中学校、高校と、常に所属していたはずの集団から抜け、浪人生活の中で孤独とともに自身のアイデンティティを失ってしまったかのような喪失感を感じてしまうこともあるでしょう。

そこに勉強すること自体のストレスも加わると、「アルバイトという集団に所属して安心したい」という欲求がますます高まってしまうのです。

 

【4】自尊心を満たすため

浪人生は世間的に「ニート」として扱われます。

これは確かに辛いですが、浪人生として受験勉強に励むために受け入れなければならない事実でもあります。

ですが、これを「受け入れたくない」という一部の浪人生たちはアルバイトを始めようとします。

アルバイトをしていれば、仕事をしている「フリーター」という身分になれますからね。

アルバイトをすることで自尊心を保ち、

「俺は仕事もしているんだ。」

「勉強だけしている他の浪人生たちとは違うんだ。

というような、空っぽの優越感を得ようとしてしまいがちです。

しかし、結局アルバイトを始めたとしても虚しさを感じることになると思います。

本当にアルバイトをする必要があるのか、冷静に考えるべきです。

 

浪人生がアルバイトで失うもの

【1】貴重な受験勉強の時間を失う

【2】体力と気力を無駄に消費する

【1】貴重な受験勉強の時間を失う

貴重な時間

アルバイトをすることで、受験勉強に費やせるはずの貴重な時間を失ってしまうことになります。

浪人生がアルバイトをするべきではない理由として、これがもっとも重要です。

アルバイトは時間をお金に変換する行動です。

 

多くの浪人生たちは志望先の大学のレベルにもよりますが、

普通に勉強している方で毎日4~8時間ぐらい、

熱心に勉強している方で毎日9時間以上を受験勉強に費やしているでしょう。

 

しかし、よくあるアルバイトの場合「週3日以上の勤務、少なくとも毎回3~8時間はシフトに入って欲しい」と言われます。

つまり、毎週9~21時間をアルバイトに割くことになりますよね。

そして例えば、この条件で7時間勤務のアルバイトを週3回した場合、1週間で21時間の時間が消費されます(毎日3時間の消費)。

これが積み重なると、1年間で1000時間以上を失ってしまう計算になります。

難関資格と言われている「日商簿記一級」の取得に必要な目安時間が800時間ですから、毎日3時間分の時間的ロスはかなり痛いことが分かりますよね。

 

【2】体力と気力を無駄に消費する

体力と気力

アルバイトでは、体力や気力(やる気)も大きく消耗します。

受験勉強には「長時間勉強に集中する体力」や「練習問題を解き続けるモチベーション」が必要です。

しかし、アルバイトでは勤務先の人間関係の悩み肉体的な疲労が必ず出てきます。

そして、それは受験勉強にも影響します。

「アルバイト終わりに勉強するつもりだったけど、疲れてるし明日にしよう。」

「アルバイト先であった嫌な出来事のせいで勉強が手につかない。」

「今日は夜遅くまで勉強したいけど、次の日のアルバイトに備えて早く寝ないといけない。」

などなど、考え出したらキリがありません。

アルバイトで失うものは時間だけではないということをくれぐれも忘れないでください。

 

それでもアルバイトがしたいなら

●「それでも、もう孤独に耐えられない!!」

●「やっぱりアルバイトをしたい!!」

という方は、せめて短期の派遣アルバイトにしておくことをおすすめします。

結局、大切なのはアルバイトが受験勉強の妨げになることを防ぐということです。

自分にとって本当に必要なことは何かを考え、無理のないようにアルバイトの時間をうまく調整し、第一志望の大学を目指して頑張ってください。

また、こちらでは浪人生活をしながら塾講師のアルバイトをした方の経験談を詳しく書いています。

こちら⇒ 浪人しながら塾講師バイトで約1年間働いた経験談とアドバイス 

 

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この記事を書いた人

RYUSEI
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都内で一人暮らしをしながら大学生やってます。今までの大学生活を振り返りながら、大学生にシェアしたいことを気ままに書いてます。#4回生
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