浪人したら志望する大学レベルは高くするべき?浪人時の志望大学の決め方とは

浪人したら大学レベルは高くするべき?浪人時の志望大学の決め方とは

合格発表が続く3月。

多くの同級生が進学を決める中、あえて浪人を選択した浪人生たち。

予備校入学時の面談では、一様に今年受けた大学よりも高いレベルの大学を志望します。

どうせ一年頑張るなら目標を高く持ちたい

そんな意志がひしひしと伝わってきます。

しかし、レベルだけが大学選びの基準ではありません。

浪人は、自分自身の進路を再検討する良い機会ともなるのです。

今回は、第一志望校が明確な場合とそうでない場合に分けて、浪人時の志望校決定の在り方について元予備校講師としてアドバイスします。

第一志望校が明確なときの志望大学選び

本来行きたい大学があるのに、残念ながら合格できなった。だから、今年こそは必ず合格したい!

そう考えている場合、浪人時の志望大学の決め方はそんなに難しくありません。

①第一志望校を軸に同じ研究内容の大学を探す

第一志望校がすでに決定しているなら、大学はもちろんのこと、学部・学科も決まっていることがほとんどでしょう。

ということは、進学したい学問分野も確定していると言えますよね。

ならば、第一志望校の学部・学科と同じ研究をしている大学を探してみてください。

具体的には、第一志望が経済学部の国際経済だとするなら、同じような研究をしている大学を国公立・私立の両方でリストアップしましょう。

 

②偏差値別に第二志望・第三志望を決定

①で調べた大学の、おおよその偏差値を調べましょう。

研究内容がほとんど同じだった場合、現在の学力に最も近い大学を第三志望、次にレベルが高い大学を第二志望、最も入りたい大学を第一志望に設定します。

そうすると、自分の成績が上がるごとに志望校をより上位の大学に格上げすることができ、達成感を得られやすくなります。

 

浪人を機に第一志望校を見直したいとき

高校在学時、志望校決定の締め切りに迫られ、深く考えずに志望校を決定していた場合、

浪人するのに、志望大学が現役時代のままで本当にいいんだろうか

という疑問を持つ場合もあるでしょう。

せっかく浪人するんだから、志望校をもう一度決め直したい

という場合についてみていきましょう。

①学問分野の再検討

私が教えていた生徒の話なのですが、保護者や学校の先生から、

性格が優しいし面倒見がいいから、看護師になったらどうか

と提案され、現役時代に看護学校を受けた女子学生がいました。

浪人生として予備校に通い始めた彼女ですが、たしかに面倒見はとても良いですし、私も彼女は看護師として将来しっかり働けるだろうと考えました。

ところが、ある時とても憂鬱そうな顔で

勉強をいくらしてもモチベーションがあがらない。看護師にもそんなになりたいわけじゃない

と相談に来たのです。

よくよく話を聞いてみると、運動も好きだった彼女はスポーツトレーナーの仕事に興味があると分かったのです。

そして、彼女は理系のまま理学療法士を目指すことになり、結果、勉強にも打ち込めるようになりました。

 

これは志望校を再検討した結果、受験勉強のモチベーションが上がった一例ですが、予備校でしばしばみられることです。

高校在学中に、志望校や将来についてじっくり考える時間が無かったのでしょう。

彼女の場合、吹奏楽部で10月まで部活に打ち込んでいたので、なおさらかもしれません。

彼女のように、現役時代の志望大学に納得できないのであれば、周囲の人に相談しつつ、興味のある学問分野をもう一度洗い出したほうが良いと思います。

参考にあるサイトはたくさんありますので、進路に迷いのある人は自分の進路についてもう一度調べなおしましょう。

⇒ 学びたいことを調べる

 

②研究内容の調査

同じ学問分野であっても、大学によって研究内容が異なることがあります。

大学の文学部を例に出してみても、

  • ドイツ文学が主流の文学部
  • フランス文学が主流の文学部
  • ロシア文学がが主流の文学部

といった感じで、大学ごとに研究内容や得意分野が異なります。

せっかくドイツ文学を勉強したいと思っても、ドイツ文学の専門家がいない大学に進学してしまえば、大学での自分の研究がはかどりません。

各大学のHPを丹念にあたって、どんな研究内容なのか調査しましょう。

 

③第一志望校と第二・第三志望校の決定

第一志望から第三志望までの志望校設定は、第一志望校が明確な場合度同様です。

階段状になるよう、成績別に設定することをおすすめます。

 

志望校決定時の注意点

①同じレベル帯の大学を並べるのは回避したほうが良い

高学歴志向の学生に多いのですが、

レベルが低い大学は絶対に行きたくない!第一志望も第二志望も第三志望も同じハイレベル大学に!

というような志望校選びをする方がいます、。

これは、とてもリスクが高いやり方です。

入試に絶対はありません。

難易度が高い大学ばかりを並べていたら、全部の大学に落ちてしまい、もう一年浪人するということにもなりかねません。

「せっかく浪人したんだからハイレベルを狙いたい」という気概は買いますが、気概だけでは受験は勝てません。

確実に勝つために、少しレベルが下になる滑り止め大学もしっかり選択肢に入れましょう。

 

②文理変更はリスク大

文系の学生が理系へ、理系の学生が文系へ転換する。

そういう例がたまにありますが、これはハイリスクです。

特に、理系転換の場合は、数学や理科の成績を相当アップさせないといけません。

文系転換の場合でも、英語や国語、社会の成績アップが必須です。

今まで力を注いでいなかった科目の成績を、9か月という限られた期間で向上させるのは至難の業です。

元予備校講師としては、絶対にオススメできない選択です。

どうしても文理変更をするのであれば、入念に計画を立てましょう。

 

高いレベルの大学に入る意味とは

さて、ここからは大学のレベルについて話します。

ハイレベル大学を多くの人が目指す理由は、就職に有利だったり、大学が持っているブランド価値があるからです。

せっかく浪人したんだから、少しでもレベルが高く「プレミア」がつく大学に入りたい。

その気持ちはよくわかります。

しかし、大学はレベルだけで決めていいものではありません。

たしかに、ハイレベル大学に入れば、周りにいる学生のレベルも高いことが多いのでさまざまな刺激を受けることができます。

大学時代の人脈が卒業後に役立つこともあるでしょう。

ですが、いかにハイレベル大学に入ろうとも、大学入学をゴールとしてしまって大学生活4年間を遊び惚けてしまっては元も子もありません。

逆に、一般に偏差値が低いとされる大学に入っても、そこで必死に頑張って大学のトップに上り詰め、一流企業に就職した学生もいました。

要は、大学に入ってからどれだけ頑張れるかということが大事なのです。

レベルの高さだけに着目するのではなく、自分が本当に行きたい大学はどこなのか、しっかり調べて考えましょう。

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ホク

元予備校講師の営業マンです。高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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