スマホを大手キャリア(docomo、softbank、au)から格安スマホにすれば、その名の通りスマホ代を大幅に節約することができます。
しかし、格安スマホの会社は非常に多く、どれを利用すればいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、2019年に学生におすすめの格安スマホを徹底的に比較してみました。
※本記事に出てくる料金はすべて「税抜き」です。
2019年版!学生におすすめの格安スマホ5選
数ある格安スマホのうち、学生におすすめなのは以下の5つです。
月額料金(音声通話SIM) | 主なメリット | |
UQモバイル | 2,980円~ |
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2,980円~ |
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1,400円~ |
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楽天モバイル | 1,250円~ |
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1,200円~ |
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ここからは格安スマホごとに特徴と料金プランについて詳しく解説します。
UQモバイル ← おすすめ1位
- 通信速度が速い
- SIMフリースマホが安く買える
- 口座振替ができる
【詳しく】きっと欲しくなる!UQモバイルの基本プランと魅力を分かりやすく解説するよ!
UQモバイルは、通信速度が速く、1日を通して安定しているのが最大の特徴です。
一般的な格安スマホだと速度が低下するお昼や夕方でも、UQモバイルは速度が落ちません。
大手キャリア(docomo、softbank、au)と変わらない通信速度で、いつでもスマホゲームや動画をストレスなく快適に安く使うことができます。
格安スマホでも快適にスマホを使いたいなら、UQモバイルが一番おすすめです。
また、UQモバイルはスマホ本体(SIMフリー)を安く買えるのもメリットです。
※SIMフリーって何?⇒格安スマホ選びの基本|スマホ代は月3000円前後まで節約できる!
対象のプランとスマホをセットで契約すると「マンスリー割」という割引が適用され、月額料金が割引されます。
つまり、スマホの本体代が実質割引になるわけです。
割引額は機種によりますが、中には実質100円で購入できるスマホもあります。
また、UQモバイルは口座振替による支払いにも対応していますから、銀行口座があれば料金を支払えるので、クレジットカードを持っていない学生でも利用しやすいですね。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルの料金プランのうち、主流なのが「おしゃべりプラン/ぴったりプラン」です。
プラン名 | データ通信量 | 月額料金 | 通話サービス | |
おしゃべりプラン | ぴったりプラン | |||
プランS | 2GB | 2,980円 | 5分かけ放題 | 無料通話(月60分まで) |
プランM | 6GB | 3,980円 | 無料通話(月120分まで) | |
プランL | 14GB | 5,980円 | 無料通話(月180分まで) |
おしゃべりプラン/ぴったりプランでは、データ通信量と月額料金は変わりませんが、利用できる通話サービスが異なります。
おしゃべりプランはすべてのプランで1回5分までの通話が無料になる「5分かけ放題」が利用可能です。
一方、ぴったりプランでは毎月決まった時間まで無料で通話ができる「無料通話」が利用できます。
短い通話を何度もするならおしゃべりプラン、毎月の通話時間がおおむね決まっているならぴったりプランを選びましょう。
なお、UQモバイルでは契約から1年間は「イチキュッパ割」という割引が適用され、月額料金が1,000円割引されます。
また、契約してから2年間は毎月のデータ通信量が増加する「増量オプション」が無料です。
イチキュッパ割と増量オプションを含めた料金プランは以下の通りです。
プラン名 | データ通信量(増量後) | 月額料金(契約後1年間) |
プランS | 3GB | 1,980円 |
プランM | 9GB | 2,980円 |
プランL | 21GB | 4,980円 |
性能が悪くなるのは嫌!でもスマホ代を安くしたい!
そんな方に、UQモバイルはおすすめです。
【もっと詳しく】きっと欲しくなる!UQモバイルの基本プランと魅力を分かりやすく解説するよ!
Y!mobile
- 1回10分までの通話が標準で無料
- +月額1,000円で完全かけ放題のスーパーだれとでも定額が使える
- 通信速度も速い
最近はLINEが主流な連絡手段となっており、特に学生だと電話は全く使わない人も多いです。
しかし、中には実家の家族との連絡などで電話をたくさん使う人もいると思います。
そのような方には、Y!mobileがおすすめです。
Y!mobileではすべてのプランで10分かけ放題が標準で付いています。
1回10分までの通話であれば、何回かけても無料です。
格安スマホでは、無制限に電話がかけ放題になるものはほとんどないので、通話オプションに関してはY!mobileは貴重です。
※月額+1,000円で、回数・時間ともに無制限に電話をかけ放題な「スーパーだれとでも定額」というオプションも使えます。
また、Y!mobileは通信速度も速く安定しています。
一般的な格安スマホだと速度が低下するお昼や夕方も遅くなりません。
お昼休みや帰宅途中の電車の中などでスマホを使う場合も、ストレスなく快適にスマホを使うことができるでしょう。
電話もデータ通信も快適に使いたいなら、Y!mobileを選びましょう。
Y!mobileの料金プラン
Y!mobileの料金プランは以下の通りです。
データ通信量 | 月額料金 | |
スマホプランS | 2GB | 2,980円 |
スマホプランM | 6GB | 3,980円 |
スマホプランL | 14GB | 5,980円 |
Y!mobileを契約すると「ワンキュッパ割」が適用され、1年間は月額料金が1,000円割引されます。
また、契約してから2年間はデータ通信量が増加する「データ増量オプション」が無料で使えます。
ワンキュッパ割とデータ増量オプションを含めた料金プランは以下の通りです。
プラン名 | データ通信量(増量後) | 月額料金(契約後1年間) |
スマホプランS | 3GB | 1,980円 |
スマホプランM | 9GB | 2,980円 |
スマホプランL | 21GB | 4,980円 |
BIGLOBEモバイル
YouTubeなどの動画をたくさん見る方
- エンタメフリー・オプションで動画や音楽が使い放題
- とくにYouTubeをたくさん見る学生におすすめ
YouTubeやAbemaTVといった動画をたくさん見る人には、「BIGLOBEモバイル」が最適です。
BIGLOBEモバイルには、対象の動画・音楽サービスがデータ通信量を消費しなくなる「エンタメフリー・オプション」というカウントフリーオプションが用意されています。
音声通話SIMなら月額980円、データ通信専用SIMなら月額480円をプラスするだけで、以下のサービスが使い放題です。
YouTube、AbemaTV、U-NEXT、YouTube Kids、Google Play Music、YouTube Music、Apple Music、Spotify、AWA、Amazon Music、LINE MUSIC、radiko.jp、らじる★らじる、Facebook Messenger
さまざまなサービスに対応していますが、中でも学生の利用率が高いのがYouTubeです。
通学中や休み時間はずっとYouTubeを見ているという学生も多いでしょう。
YouTubeのような動画サービスはデータ通信量の消費が激しく、通常なら必要以上の大容量プランを契約しないといけません。
しかし、BIGLOBEモバイルなら、エンタメフリー・オプションによってYouTubeはデータ通信量を一切消費しなくなります。
YouTube以外にスマホをあまり使わないという人なら、容量の少ない低価格のプランで済むので、スマホ代を大幅に節約することができます。
BIGLOBEモバイルの料金プラン
BIGLOBEモバイルの料金プランは以下の通りです。
プラン名 | 音声通話SIM | データ通信+SMS | データ通信専用SIM※ |
1GBプラン | 1,400円 | – | – |
3GBプラン | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
6GBプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
12GBプラン | 3,400円 | 2,820円 | 2,700円 |
20GBプラン | 5,200円 | 4,620円 | 4,500円 |
30GBプラン | 7,450円 | 6,870円 | 6,750円 |
※タイプD(ドコモ回線プラン)のみ
※1GBプランでは、エンタメフリー・オプションは利用できません。
BIGLOBEモバイルはau回線のタイプAとドコモ回線のタイプDがありますが、料金は共通です。
ただし、タイプAにはデータ通信専用SIMはありません。
また、エンタメフリー・オプションが利用できるのは3GB以上のプランのみです。
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楽天モバイル
- 楽天スーパーポイントが貯まる&使える
- 楽天学割で月額料金が3ヶ月無料
- データ通信量を使い切っても1Mbpsの速度で使い放題
楽天市場や楽天トラベルなど、普段から楽天サービスを使っているなら「楽天モバイル」がおすすめです。
楽天モバイルは、楽天のポイントサービス「楽天スーパーポイント」に対応しています。
毎月の利用料100円につき1ポイント貯まるほか、貯まったポイントで楽天モバイルの料金を支払うことも可能です。
また、楽天では学生向けに「楽天学割」という学割サービスを展開しています。
楽天学割では、楽天モバイル向けの特典もあり月額料金が3ヶ月無料になります。
学割を利用できるのは学生の特権なので、有効に活用しましょう。
楽天モバイルには「スーパーホーダイ」という特殊なプランが用意されています。
スーパーホーダイは音声通話SIMと10分かけ放題がセットになっているほか、データ通信量を使い切っても、最大1Mbpsの速度で使い放題という特徴があります。
※一般的な格安スマホでは、データ通信量を使い切ると最大200kbpsに制限されます。
200kbpsだと速度が遅く、SNSやブラウジングでも読み込みが遅くてイライラしてしまいます。
対して、最大1MbpsならSNSやブラウジングは快適ですし、画質を落とせば動画視聴も可能です。
速度はそこそこで良いので、データ通信量を気にせず思う存分データ通信を使いたい人におすすめですね。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルの料金プランは、大きく分けて「組み合わせプラン」と「スーパーホーダイ」の2つがあります。
組み合わせプラン
通話SIM | SMS付きデータSIM | データSIM | |
ベーシックプラン | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
※「ベーシックプラン」は、最大200kbpsの低速通信(かなり遅い)しか使えない代わりに、月額料金が安く設定されています。
組み合わせプランは、データ容量とタイプ(通話のあり/なし)を選ぶシンプルなプランです。
電話機能を普段使わないという方は、こちらを選びましょう。
スーパーホーダイ
データ通信量 | 月額料金 | |
プランS | 2GB | 2,980円 |
プランM | 6GB | 3,980円 |
プランL | 14GB | 5,980円 |
プランLL | 24GB | 6,980円 |
楽天会員がスーパーホーダイを契約した場合、「楽天会員割」が適用され、月額料金が2年間500円割引されます。
さらに、「長期割」という割引を利用すると、月額料金が2年間最大1,000円割引されます。
スーパーホーダイには1年の最低利用期間があり、最低利用期間中に解約すると9,800円の違約金が発生します。
長期割は、この最低利用期間を2年に延ばすと月額500円、3年に延ばすと月額1,000円の割引を受けられるという仕組みです。
楽天会員割、および長期割適用後の料金プランは以下の通りです。
プラン名 | 割引なし | 楽天会員割 | 楽天会員+長期割2年 | 楽天会員+長期割3年 |
プランS | 2,980円 | 2,480円 | 1,980円 | 1,480円 |
プランM | 3,980円 | 3,480円 | 2,980円 | 2,480円 |
プランL | 5,980円 | 5,480円 | 4,980円 | 4,480円 |
プランLL | 6,980円 | 6,480円 | 5,980円 | 5,480円 |
ずっと楽天モバイルを利用する予定なら、長期割を活用して月額料金を節約しましょう。
LINEやSNSを頻繁に使うなら「LINEモバイル」
- データフリーでLINEやSNSが使い放題
- LINEのID検索ができる
- ソフトバンク回線プランは比較的速度が速い
- LINE Payカードならクレジットカードなしで契約可能
LINEやSNSを頻繁に使う人におすすめなのが「LINEモバイル」です。
LINEモバイルは、対象のサービスがデータ通信量を消費しなくなる「データフリー」という機能を利用できるのが特徴です。
LINEモバイルでは3つの料金プランが用意されており、プランによってデータフリーの対象サービスが異なります。
プラン名 | データフリー対象 |
LINEフリープラン | LINE |
コミュニケーションフリープラン | LINE、Twitter、Facebook、Instagram |
MUSIC+プラン | LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC |
LINEモバイルでは、すべてのプランでLINEがデータフリー対象になっています。
LINEトークはもちろん、LINEを使って音声通話やビデオ通話をしてもデータ通信量を消費しません。
また、LINEモバイルはドコモ、au、ソフトバンクの3回線すべてに対応しています。
その中でも、ソフトバンク回線のプランは通信速度が速く、回線が混雑するお昼や夕方も快適にスマホが使えます。
お昼休みや帰宅途中の電車などでよくスマホを使うなら、ソフトバンク回線を選ぶのがおすすめです。
LINEモバイルは、支払い方法としてクレジットカードのほかに「LINE Payカード」が使えます。
LINE Payカードは事前に料金をチャージしておくプリペイド式のJCBカードです。
クレジットカードと違って審査がなく、LINEアプリから誰でも簡単に申し込めます。
LINEモバイルの料金プラン
LINEモバイルの料金プランは以下の通りです。
なお、料金はドコモ回線・ソフトバンク回線で共通です。
プラン | データ通信量 | データSIM | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
LINEフリープラン | 1GB | 500円 | 620円 | 1,200円 |
コミュニケーションフリープラン | 3GB | – | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | – | 1,640円 | 2,220円 | |
7GB | – | 2,300円 | 2,880円 | |
10GB | – | 2,640円 | 3,220円 | |
MUSIC+プラン | 3GB | – | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | – | 2,140円 | 2,720円 | |
7GB | – | 2,700円 | 3,280円 | |
10GB | – | 2,940円 | 3,520円 |
LINEフリープランは容量が1GBしかありませんが、音声通話SIMでも1,200円で利用可能です。
しかもLINEは使い放題なので、データ通信はLINEしか使わない人におすすめです。
もう少しデータ通信を使う人やSNSも使い放題にしたい人は、コミュニケーションフリープランかMUSIC+プランを選びましょう。
コミュニケーションフリープランとMUSIC+プランは、容量は同じですが、データフリー対象が異なります。
LINE MUSICを使うならMUSIC+プラン、そうでないならコミュニケーションフリープランがおすすめです。
まとめ
月額料金(音声通話SIM) | 特徴 | |
UQモバイル | 2,980円~ | 通信速度が速い |
Y!mobile | 2,980円~ | 無制限に電話かけ放題 |
BIGLOBEモバイル | 1,400円~ | 動画・音楽を使い放題 |
楽天モバイル | 1,250円~ | 楽天ポイントが貯まる |
LINEモバイル | 1,200円~ | LINE・SNSが使い放題 |