大学を休学した経験談①|うつと不登校で3年生から1年間休学

大学を休学した経験談①|うつと不登校で3年生から1年間休学

ここでは、うつと不登校が原因で3年生から1年間大学を休学した方の経験談についてまとめています。

精神的な理由によって大学の休学を選ぶ方はとても多いです。

休学について悩んでいる方は参考にしてください。

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まとめ

精神的な病気から集団の中にいるのが耐えられなくなった

不登校になり3年次から一年間休学

休学費用は無料

復学後は同級生との関係に苦労した

卒業後はフリー翻訳家の道へ

休学期間

何年次から何年間休学しましたか。

私は3年次の時から約1年間休学しました。

 

休学した理由

休学した理由を教えてください。

休学した理由は精神的な病気のためです。

集団のなかにいることができなくなり、授業に出られなくなってしまい、治療のために1年間休学しました。

1年生~2年生の時はそれなりに健康に暮らしていたのですが、3年生になる前の春休みごろからおかしくなりはじめました。

眠りが浅く、途中で覚醒してしまう状態がしばらく続いたのです。

慢性的な睡眠不足状態になってしまい、睡眠時間を確保しようとすると今度は睡眠の時間帯がずれていってしまいます。

 

春休み中はそれでも問題なかったのですが、1学期が始まると大変でした。

夜はなかなか寝付けず、朝になるとふらふらしながら授業に出るという状態がしばらく続きます。

学校を休んでしまうことも増えました。

そうなると罪悪感がつのり、ストレスのせいでよけいに体調が悪くなるという悪循環にはまり込みます。

 

睡眠不足がたたったのか、精神的なバランスも崩れてきました。

集団の中にいることができなくなったのです。

もともと人づきあいは苦手なほうでしたし、学校も好きではなかったのですが、集団のなかにいることに異常な苦痛を感じることはそれまで経験したことがありませんでした。

小学校、中学校、高校とそれなりに学校生活をこなせていましたし、大学に入ってからも2年間は普通に授業に出て単位を取れていたわけです。

 

しかし、集団のなかにいることができない精神状態になったことで窮地に追い込まれました。

集団が苦手といっても大教室の授業は平気なのです。

また3人くらいの少人数でもそれほど苦痛を感じません。

むしろ10人前後の中規模の集団が鬼門でした。

 

いちばんつらいのはゼミです。

ゼミは10人ほどのメンバーで授業をし、授業外でも課題をするために集まったりするのですが、これが地獄でした。

ゼミのメンバーから召集の連絡が来ると冷や汗が出ましたし、ゼミの教室に入る時には決心がつくまで何回も廊下を行ったり来たりしていました。

1か月ほどはなんとか頑張ったのですが、5月の上旬あたりになってついに破綻をきたします。

 

授業中にゼミメンバー相手にトラブルを引き起こしてしまい、教室から飛び出してしまったのです。

そこでもうこれは無理だと悟り、治療と休学の決心がついたのでした。

 

休学にかかった費用

休学に必要だった費用はいくらですか。

私は国立大学に通っていたので、休学費用は無料でした。

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休学して苦労したこと

休学によって苦労したことを教えてください。

学校へ復帰する時がいちばん苦労しました。

同級生たちとの連絡も一切断ってしまっていたので、非常に気まずく、最初は清水の舞台から飛び降りるような心境でした。

同級生たちが自分より先に進んでしまうのも精神的にきつかったです。

1学年下の生徒たちと同級生として学生生活を送るというのも、恥ずかしくて大変でした。

休学中は独学で色々な勉強をしていました。

これも大変といえば大変でしたが、ひとりでマイペースに勉強をするのが楽しかったのも事実です。

 

休学の就活への影響

就職活動への影響を教えてください。

私の場合、就職活動への影響はあまり感じませんでした。

そもそも最初から会社勤めをする気がなかったというのが正直なところです。

ですから、そこまで熱心に就職活動をしたわけではないのです。

私は大学に在籍している時からパソコンを使って翻訳のアルバイトをしていたのですが、その延長線上でフリーランスの翻訳者として働くようになりました。

大企業などに就職しようとしていたら、休学の影響を感じざるをえなかったのかもしれません。

 

休学についてのアドバイス

これから休学を考えている大学生の方に忠告やアドバイスをお願いします。

休学を難しく考える必要はないと思います。

とくに私のように精神的な不調に見舞われた場合は、そのままの状態でずるずると頑張り続けるよりも、いったん休学して完全にリフレッシュすることで予後がよくなるケースが多いと思います。

ただし、家族や友人など周りの人たちとの連絡を完全に断つような状態にはならないように注意してください。

そこまでいくと、悪循環にはまり込む可能性が高くなります。

 

学校に復帰する時はかなり気まずく恥ずかしいですが、それも一瞬のことですし、すぐに慣れます。

自分と同じ境遇のひとは全世界に星の数ほどいるのだという事実を思い出しましょう。

また、就職活動への影響も限定的だと思います。

今の日本は強烈な少子化と高齢化が同時進行しています。

したがって労働力不足はこれからさらに加速し、仕事がまったく見つからないという事態は少なくなっていくはずです。

 

しかも、これからの社会では仕事の中身もスタイルもさらに多様化していきます。

フリーランスで働く人もますます増えていくでしょう。

逆に、ある企業に就職したからといってずっとそこで生き続けることは減っていきます。

ですから、学業や就職活動や仕事をあまり固定的に考えないほうがいいと思います。

 

ただし休学中に勉強しておくことは大事です。

せっかくの時間ですから、将来を見越した勉強はもとより、色々なジャンルの本を読んでみることをおすすめします。

幅を広げておくことが、後から効いてきます。

自分のなかにある思わぬ可能性に気づくこともあるはずです。

柔軟にいきましょう。

 

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