高校中退後に大学受験する流れとポイント|予備校には行くべき?

高校中退後に大学受験する流れとポイント|予備校には行くべき?

今回は、高校を中退した人が大学受験をするときの流れとポイントについて、予備校講師の経験を活かしてアドバイスします。

高校に通って卒業しなくても、大学を受験する方法はあります。

しかし、高校を中退した状況から大学合格を目指すには、大きな困難が待っています。

少しでも大学合格までにかかる負担を減らすために、どうすればいいのかここで説明しますので、

大学進学を考えている高校中退経験者の方は、ぜひ参考にしてください!

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何年生で高校を中退したかが重要

大学を受験するためには、高校卒業あるいは高校卒業程度の学力を持っていることを証明する試験(高卒認定試験)の合格が条件です。

高校中退からの大学受験

そして、3年次中退なら通信制高校への編入学が、1・2年次中退なら高認の方が大学受験への近道です。

高校中退者が大学の受験資格を得る近道

というのも、高校を中退したのが何年生によって、取得している単位数が変わってくるのです。

1年生の時に中退した場合は、単位制高校を除くと単位を取得できていないことがほとんどです。

単位を認定してもらう最低条件は、学年末まで在籍し、出席日数や試験結果などで単位認定の基準をクリアすることだからです。

そして、2年生で中退なら1年生分の単位が、3年生で中退なら1・2年生分の単位が認定されています。

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通信制高校への編入学

原則、通信制高校への編入学についての制限はありません。

(大学側で個別に制限を設けている場合は除く)。

通信制高校への編入学のメリットは、高校卒業の資格を得られることです。

後ほど詳しく述べますが、高校卒業認定試験(高認認定)は学力を証明するものであって、高校卒業の資格を与える試験ではありません。

大学受験を辞めたとしても高校卒業の資格は得ておきたいという人は、高認ではなく通信制高校への編入学を選択するべきでしょう。

通信制高校の授業は添削授業やテレビ授業、実際に提携校などに通うスクーリングなどから構成されています。

通信制高校であっても、卒業すれば高卒という資格を得られることに変わりはありません。

 

高等学校卒業程度認定試験(高認試験)の受験

高等学校卒業程度認定試験は、学力面で大学受験をする資格があることを証明する試験です。

試験科目は8~10科目。

一度合格した科目については、次の試験では受験を免除されます。

有効期限はありません。

すべての科目を一度に合格できなくても大丈夫です。

時間をかけてゆっくりと合格を積み重ねていくことができる試験なのです。

 

また、試験はマークシート式です。

マークシート

出題内容は基本に忠実なものが多いので、過去問題をしっかり解きこんでいけば十分に合格を狙える難易度です。

高認試験の対策は自学でも十分可能ですが、心配であれば通信講座や高認試験に対応した塾・予備校に通ってもよいでしょう。

高認対策と大学受験対策を並行して行うのはかなり難しいです。

私の経験上、高認試験の合格を完全にクリアする前に予備校に入学した学生は、ほとんど例外なく勉強に苦労していました。

なぜなら、高認試験の勉強と大学受験用の勉強は必ずしも内容が重ならないからです。

当然の話ですが、大学受験用の内容の方がより高度です。

よって、大学受験を考えるならば、二兎を追わず、先に高認試験をクリアすることを勧めます。

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大学受験に向けての勉強

通信制高校の卒業、または高認試験の合格を達成して、ようやく大学受験のスタートラインに立つことができます。

ここからは難易度が大幅にアップします。

独学・宅浪でも大学合格は不可能ではありませんが、

現役生に比べると受験勉強のブランクが長い

という方は苦戦が予想されます。

予備校講師の立場から率直に言って、予備校で勉強することをおすすめします。

 

(1)大学受験の基礎を学びなおす

通信高校での授業や高認試験に向けての試験対策は、大学受験とは種類が違います。

大学受験は高校までにならったすべてのことが試験範囲だといってもいいです。

これだけ広い範囲になれば、自学で大学受験の勉強を行うのはかなり難しいです。

現役生が宅浪する場合、受験勉強の基礎は高校3年次に学んでいることが多いです。

そのため、宅浪でも合格の可能性はあります。

しかし、高校を中退している場合、受験対策を全く経験していない可能性が高いのです。

そのため、自学のみで大学受験に挑むのは相当リスクが高いと言わざるを得ません。

 

(2)最新の受験動向を知る

現役生は高校3年次に進路集会などで、その年の受験情報を得ています。

最新の情報を学校から与えられているわけです。

ところが、高校を中退した場合、最新の受験情報を得られていないことが多いのです。

もちろん、インターネットやパンフレットなどで情報収集することはできます。

しかし、個人での情報収集はあまり効率が良くありません。

予備校を利用することで、効率よく受験情報を得ることができるでしょう。

 

(3)生活リズムを整えやすい

予備校では学校のようにカリキュラムが組まれています。

自由度は大幅に下がると考えられますが、一方で生活リズムは整えやすくなります。

毎日勉強するリズムをつかみ、モチベーションを高く保った状態で受験勉強を続けることができるはずです。

自分で勉強する習慣が無い方は、ぜひ予備校を活用してみてはいかがでしょうか。

 

高校を中退して大学を受験する場合、現役生に比べると勉強時間の面でハンデがあるのは否めない事実です。

通信制高校や高認試験の合格などでも時間を使わざるを得ないでしょう。

しかし、その頑張りがこれからあなたが生きていく上での大きな財産となるはずです。

目標を定め、達成するために全力で努力し、新しい知識を取り込んでいくその経験こそが最も重要なのではないでしょうか。

人生は最期まで勉強です。

高校、大学なんて通過点に過ぎません。

人生を通して、最期まで知識の吸収を続けていきましょう!

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ホク

元予備校講師の営業マンです。高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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