公募推薦のメリット5選・デメリット5選!

公募推薦のメリット5選・デメリット5選!

大学入試の有力な選択肢である公募制推薦。

受験科目が少なく、合否が早く決まるなどのメリットがある反面、注意しなければならないこともいくつかあります。

単に楽ができるからといった安易な気持ちで受けると、あとあと後悔することにもなりかねません。

今回は公募推薦のメリット・デメリットについて一緒に考えていきましょう。

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元予備校講師の営業マン

高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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公募推薦の大まかな流れ

公募推薦は一般入試・AO入試と並ぶ大学入試の形式です。

一般入試に比べてはやくから選考が始まります。

毎年、6月ころにだされる各大学の入試要項で必要な評定平均などが公表されます。

その条件に合致していれば、だれでも校内選考に立候補することができます。

指定校推薦とは異なり、学校の推薦を得られても必ずしも合格というわけではありません。

出願後は、10月~11月に大学が実施する試験に臨みます。

合否は12月には判明し、合格者は年内に受験を終えます。

 

公募推薦を受けるメリット

(1)高校在学中の努力を評価してもらえる

一般入試はセンター試験利用であれ、各大学の個別試験であれ、当日の試験結果でほぼ合否がほぼ決まります。

もし、当日体調が悪かったり、苦手分野ばかりが出題されたりしたときは、不利になるでしょう。

公募推薦の場合は、在学中の頑張りを調査書という形で提出しているので、学力のみの一発勝負よりは在学中の頑張りを評価してもらえるといえます。

 

(2)受験のチャンスを多くもらえる

通常、大学受験のチャンスは一般入試の設定された回数のみですが、推薦入試を受けるとそれに一つチャンスが追加されます。

推薦入試対策に時間を割く必要はありますが、どうしても行きたい大学があるのであれば少しでもチャンスは増やしておくべきです。

 

(3)年内に合否がわかる

受験の結果がはやめにわかることで、合格すれば大学進学の準備、不合格だったときは他の大学に出願するなどの動きに切り替えることができます。

特に、合格だったときは精神的な負荷も軽くなります。

 

(4)学力以外の面を評価してもらえる

高校在学中に、部活動や特別活動、生徒会活動やボランティアなどに熱心に取り組んだ学生は、そちらの活動も評価してもらえます。

そもそも、学力以外に優れたところがある学生も取りたいからこそ、推薦入試という制度があるといってもよいのです。

総合的に評価してもらえるのは推薦ならではの利点です。

 

(5)熱意を伝えることができる

すべての入試制度の中で、志望校に入りたいという気持ちを最も相手側に伝えやすいのが推薦入試です。

面接重視型ならもちろんのこと、書類審査重視型であっても志望理由書で熱意を伝えることが可能です。

一般試験では、いかに熱意を持っていても点数が取れなければ、どうしようもありません。

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公募推薦を受けるデメリット

(1)調査書が重視される

これは、メリットであると同時にデメリットです。

特に、評定が低かったり、出席日数が少なかったりすると不利です。

高校2年生・3年生ではしっかり頑張っていても、高校1年生段階で欠席が多かったり、成績がよくなかったりしたときはそれによって足を引っ張られてしまいます。

 

(2)受験の負担が増える

推薦を受けるということは、一般試験の対策にくわえて推薦試験の対策も必要になるということです。

推薦試験のみに絞ることはリスクが大きいのでお勧めしません。

落ちた時に、すみやかに一般試験に切り替えるためにも、一般試験と推薦試験の準備は同時並行でなければなりません。

面接や小論文の対策は思いのほか時間がとられるので要注意です。

 

(3)模擬試験などでの判定がでない

一般入試、学力試験の場合は学校で実施する模試試験でだいたいの合格可能性を判断することができます。

ところが、推薦入試の場合はそういった判定が出るシステムがありません。

したがって、受験当日まで出たとこ勝負になるのです。

 

(4)落ちた時の立て直しが大変

推薦入試の合否判明は12月です。

もし、不合格だった場合は直ちに立て直し、センター試験や一般試験の準備をしなければなりません。

推薦試験の場合は、合否について手ごたえを感じにくいので、当日まで期待と不安が入り混じった状態でしょう。

そこで、不合格という現実に直面した時に、いかに早く体制を整えることができるかが勝負どころです。

落ちたというショックで固まってしまい、茫然自失となる学生をいままで何人も見てきました。

切り替えが早い学生は即日、一般入試に切り替えることができます。

しかし、ショックを引きずる人は1~2週間くらい、上の空だった気がします。

12月の1~2週間は極めて貴重な時間です。

その時間を空費してしまうと、ドミノ倒しのように、悪いほうへ悪いほうへと事態が進んでしまいます。

ショックの耐性が弱い人は、かえって受けないほうが良いかもしれません。

 

(5)受かったら辞退できない

専願か否かは募集要項に明記されていますが、基本的に専願です。

入学手続き書類の中にある誓約書にサインをしたら、必ず入学しなければなりません。

さいごに 公募制推薦入試は、入試の有力な選択肢ですがメリット・デメリットを比較検討したうえで、受けるかどうかをきめましょう。

 

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この記事を書いた人

元予備校講師の営業マン
元予備校講師の営業マン
高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。