進学校の勉強についていけない3つの原因|君は落ちこぼれじゃない!

進学校の勉強についていけない3つの原因|君は落ちこぼれじゃない!

今回は、進学校の勉強についていけず悩んでいる人たちに、予備校講師の経験を活かしてアドバイスします。

あまり勉強しなくても成績の差を意識しなかった小学校や、塾での勉強で追いつくことが可能だった中学校。

これらに比べると、高校での勉強は格段に難しく感じられるかもしれません。

特に進学校では授業の進度が早いので、なおさら授業についていくのは大変です。

授業の進度に少しずつ遅れ、気が付けば授業の内容が分からないというのはよくあることです。

そして、

自分は「おちこぼれ」なんじゃないか

どうしたら勉強についていけるかわからない

といった悩みを抱える学生が出てくるのです。

しかし安心してください。進学校に進学できている時点で落ちこぼれではありません。

成績は勉強すれば必ず上がるのです。

どうしても不安な方は、ぜひこのまま読み進めてください。

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進学校で授業についていけない3つの原因

  1. 授業進度の早さ
  2. 復習時間の不足
  3. 応用問題も含めた指導

なぜ、中学校までは授業ついていけたのに、進学校の高校に入ると授業内容についていけなくなるのでしょうか。

一つ目の原因は授業進度の早さです。

進学校では受験対策を重視します。

したがって、高校3年生の1年間は可能な限り受験に特化したカリキュラムを組もうとします。

そのため、1・2年の間に3年間分の学習内容を詰め込もうとしがちなのです。

その結果、学校の授業の進度が早く、学生の理解が不十分なまま次の単元に進むことが起きるのです。

 

二つ目の原因は復習時間の不足です。

高校での授業は「教える」ことがメインです。

教えられた内容を自分でかみ砕いて、本当に理解しているかは問題演習などで復習しなければわかりません。

また、英単語や古文単語は授業で扱っていないものも含めて、自分で覚えていかなければなりません。

したがって、十分な理解や復習ができていなかったり、復習の仕方が分からなかったりしているうちに取り残されるということが起きるのです。

 

三つ目の原因は応用問題も含めた指導です。

教えられた内容をそのまま使って解く、ひねりが少ない問題を基本問題とするなら、そのまま使っても解けない問題を応用問題と考えることができるでしょう。

基礎問題すらできない状態なのに応用問題を解いたらどうなるか。

火を見るよりも明らかですよね。

 

進学校では、

応用問題をどんどん解くぞ。

基礎問題は自習して、分からなかったら聞きに来なさい。

というように授業が進むことも珍しくありません。

思い当たる節があると思いますが、中には応用問題の解説ばかりを行う授業もあるはずです。

そうなれば、授業内容が全く理解できなくなるので、「落ちこぼれ」感がより強くなってしまうのは当然です。

 

つまり、

①早い授業進度

②不十分な復習

③応用中心の問題演習

これらが、授業についていけなくなる大きな原因なのです。

 

立て直すにはどうすればいいの?

進学校でいったん授業に遅れてしまったり、理解が不十分なまま先に進むと状態が悪化することが多いです。

高校レベルの単元では、基礎や公式を理解できていないと解けない問題がゴロゴロ落ちています。

そのため、授業の遅れから脱却するためには「②不十分な復習の改善」がもっとも手っ取り早いです。

教科書やノートを見直ししても全く理解できていなかったり、基礎問題が解けない状態であるなら、わからない単元の一番薄くて一番簡単な問題集で復習することです。

問題集は難しければよいというわけではありません。

基礎基本の理解をするためには簡単で、しかも、薄い問題集の方がモチベーションもアップしますので向いているといえるのです。

 

それでもわからない場合は、学校の先生や塾・予備校の先生にすぐに質問しましょう。

ちなみに、センター試験などの一斉試験は出題内容の60%近くが基本問題。

大学受験の勉強とは、つまり基礎を固める勉強なのです。

基礎・基本を見直して弱点を克服するだけで「落ちこぼれ」から脱出することが可能です。

時間はかかりますが、高い確率で成績を上げることができます。

 

他人と比較して卑下するのは時間の無駄

「落ちこぼれ」という言葉は、周囲と自分を比較し、自分の能力が劣っていると感じた時に頭に浮かぶ言葉です。

確かに、定期テストや模擬試験の結果には順位が伴いますし、試験の結果についての優劣がつきます。

ただ、ここで少し立ち止まって考えて欲しいのです。

定期テストや模擬試験を受験するのは、周囲の人に勝って自慢することが目的なのでしょうか?

進学校に入ったのは、その学校の中でトップに立つためでしょうか?

いずれも違うと思うのです。

高校は通過点に過ぎません。

それは、進学校であっても同じです。

自分の行きたい大学を見つけ、その大学に合格するのが当面の目標です。

定期テストや模擬試験は、その達成状況・合格確率を判定するものにすぎません。

そこで、周囲の人と「勝った」「負けた」と競い合うだけならともかく、「負けた」ことで自分を卑下してやる気を失ってしまうのは本末転倒ではないでしょうか。

 

大事なのは自分の成績です。

弱点を補強し、理解できていない部分を質問したり、問題演習を積み重ねたりする。

そうして実力をつけて志望校合格を目指すことこそ大事なことです。

競い合うことでのモチベーションアップはとても重要ですが、負けているからといって卑下して「負け犬根性」を発揮するのはとてももったいないことです。

というか、その必要はありませんし、意味もないです。

落ち込んでいる暇があるなら、弱点補強のために時間を費やすべきではないでしょうか。

 

勉強に関する不安を払うのは勉強のみ

古代ギリシアの政治家ペリクレス。

彼の多くの演説の中にこのような一節があります。

「アテネでは貧しさは恥ではない。貧しさから脱しようとしないことが恥だ」

これは勉学にも置き換え可能です。

「勉学において落ちこぼれは恥ではない。落ちこぼれから脱しようとしないことが恥だ」

下を向いて、他人に比べて自分はできないと落ち込むくらいなら、どうすれば這い上がれるかを考え行動に移すことを勧めます。

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ホク

元予備校講師の営業マンです。高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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