指定校推薦の時期と流れ|合格までの8ステップを解説します!

指定校推薦の時期と流れ|合格までの8ステップを解説します!

大学入試で大きなウェイトを占める推薦入試。

その中でも、『指定校推薦』は校内選考さえ通過すれば合格がほぼ決まる入試形式ですから、関心を持っている人も多いでしょう。

今回は、指定校推薦の内容と流れ、準備の時期などについて基本からわかりやすく解説します。

スポンサーリンク
元予備校講師の営業マン

高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

元予備校講師の営業マンをフォローする

指定校推薦とは

指定校推薦とは多くの私立大学で実施している推薦入試制度の一つです。

大学側が指定する高校または教育機関に対して、一定の推薦枠を与えます。

高校側は校内で希望者を募り、複数の希望者がいる場合は校内選考を経て推薦者を決定します。

大学側が高校を信用して合格者の枠を用意しているようなものなので、よほどのことがない限り合格します。

指定校推薦は専願が前提です。

合格して辞退することはできません。

もし、どうしても辞退するとなると、本人は辞退できても次年度以降の指定校枠は減らされたりなくなってしまう可能性があります。

 

指定校推薦の流れ|8ステップ

(1)進路希望調査

多くの学校では、高校2年生の秋から冬にかけて進路希望調査を実施します。

在校生の大まかな進路動向を把握するためです。

2年生の段階で指定校推薦を受験する可能性があると考えている人は、この段階で「指定校推薦を受けようと考えています」と意思表明をしておきましょう。

場合によっては、担任の先生などからアドバイスがもらえます。

 

(2)進路面談

進路相談の実施回数や実施時期は各学校で異なります。

2年生の冬から3年生の夏休み前にかけて実施される「進路面談」や「三者面談:は、指定校推薦の意思確認を含む場合があります。

そもそも、進路面談を行う目的は先生(学校)・親・本人の意思確認のためです。

お互いに何を考えているか共有し、今後の進路指導をスムーズに行うために行われるのです。

面談の前に親としっかり話し合い、指定校推薦を受けるか否かについて家庭の意思を決定しておけば、先生との話し合いはスムーズに進みます。

特に3年生の夏前の面談では、AO入試や推薦入試など早めに準備が必要な入試を受けるか否かも焦点になりますので、意思決定は早めにしておきましょう。

 

(3)進路ガイダンス

進路ガイダンス自体は、高校生活を通じて何度か実施されます。

その中でも、高校3年生に進級した直後の4月に開催されるガイダンスは、受験生にとっても実感を伴ったものです。

ガイダンスを通じて、受験全体の流れを再度確認しましょう。

 

(4)AO入試・推薦入試の要項配布

大学側が「その年の入試制度やルールについてまとめたもの」が募集要項です。

要項が完成し、公開・配布されるのは高校3年生の6月ころです。

たいていの場合、進路指導室に行くと閲覧・取り寄せすることができます。

指定校推薦であれ、公募推薦であれ、募集要項は入試のルールブックですから、配布されたら速やかに手元に置いておきましょう。

スポンサーリンク

(5)高校3年生1学期の期末テスト

6月下旬に行われる期末テストの結果により、調査書などに書く「評定平均」が確定します。

一度確定した数値は変更できません。

悔いが残らないよう、全力で期末テストに取り組みましょう。

また、芸能系教科はテストだけではなく提出物・作品も評価対象です。

提出漏れがないよう、入念に確認しましょう。

 

(6)夏のオープンキャンパス

各大学は学生募集のイベントとしてオープンキャンパスを実施します。

もっとも多くオープンキャンパスが開催されるのが夏休み期間です。

秋の学校祭シーズンにもオープンキャンパスは開催されますが、AO入試や推薦入試を考えている場合は夏のオープンキャンパス参加は必須です。

パンフレットやインターネットの情報では知ることができない生の情報を得ることで、志望動機をよりリアルに仕上げることができます。

その際、大学が実施するアンケートはびっしりと埋めて提出しましょう。

 

(7)校内選考

指定校推薦で最も重要なのが校内選考です。

大学が用意する推薦枠に対して、それ以上の応募があった時に校内選考は行われます。

そして、この選考を通過すれば、事実上、大学合格が確定します。

校内選考では

などを比較・検討されます。

学校の代表として大学に送り出すので、校内選考は慎重に実施されます。

学年団に加えて、進路担当、教頭、校長も参加する場合があるほどです。

校内選考で通過した場合、進学意志の最終確認と「辞退は不可」である旨が告げられることが多いようです。

 

(8)面接練習・書類作成・出願

指定校推薦の場合、面接は形式的であることがほとんどです。

指定校推薦は「大学が高校を信用して合否を委ねている」といってもよい入試形式だからです。

入退室動作をはじめとする基本動作や志望動機、長所短所といった内容を繰り返し練習します。

同時に、大学に提出する書類の作成に入ります。

大学によっては、「辞退しない」という旨の誓約書の提出が必要なところもあります。

指定校推薦でも出願は必要です。

締め切り日までに書類を書き、学校のチェックを受けて出願しましょう。

 

さいごに

指定校推薦は一般入試に比べると早い段階からの準備が必要です。

校内選考で高校生活3年間の成績や行動が審査対象ですので、指定校推薦を受けると決めたら、毎日の高校生活をまじめに送り、遅刻・欠席することなく3年間通いましょう。

 

スポンサーリンク

この記事を書いた人

元予備校講師の営業マン
元予備校講師の営業マン
高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。