ここでは、専門学校を辞めたいと悩んでいる方に、絶対に考えてほしいことについてまとめています。
専門学校に通う意味を感じられなくなった。
将来について悩む。このままで良いのかな。
このように悩んでいると、ストレスばかりが溜まってしまい、
結局答えを出せないまま精神を消耗し続けてしまいます。
「専門学校を辞めた方がいいのか、それとも続けていくべきなのか」
と1人で考えることに疲れた方は、ぜひ当記事を参考にしてください。
中退者の就職支援サービス
就職支援を活用したい方には、「第二新卒エージェントneo」さんがおすすめです。
スタッフは全員第二新卒の方であり、1人あたり平均10時間、キャリア相談・履歴書作成・面接対策を行ってもらえます。興味がある方は、ぜひ無料相談してみてください。
⇒ 20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】(※初回面談は最大2時間させていただいております。)
ずっと悩み続けて吐き気がする、慢性的な寝不足レベルで悩んでいる方は、こちら「吐き気がするほど学校に行きたくない」の項目をお読みください。
専門学校の中退率は約14%?
早速ですが、専門学校の中退率について気になる方は多いでしょう。
政府の統計データを見ても、ズバリ専門学校の中退率についての調査結果は上手く見つかりません。
ということで、文部科学省のデータを参考にして平均中退率を計算してみました。
ここ10年間の専門学校の入学&卒業者数
入学者の平均:26万4,672人
卒業者の平均:22万8,428人
つまり、
であり、専門学校の平均中退率は約14% (0.137%)だと分かります。
ちなみに、大学の中途退学率は約2.5%です。
しかし、この約14%という中退率があなた自身にとってどこまで役立つか分かりません。
そもそも、専門学校によって中退率には大きな差があると考えられます。
専門学校はたくさんの専門分野に分かれています。
美容系、医療系、工業・IT系、クリエイター系、法律系など、分野によって中退率が大きく異なるのは当然です。
約14%という専門学校の平均中退率は、参考程度に捉えておくといいと思います。
中途退学する学生の主な理由
専門学校を辞める理由についての政府の調査データもありません。
ですので、ここでは「大学・短期大学・高等専門学校を中途退学した学生たちの理由」をまとめたデータを参考にします。
1位 | 経済的理由 | 21.6% |
2位 | 転学 | 16.8% |
3位 | 学業不振 | 15.6% |
4位 | 就職 | 12.1% |
5位 | 病気・ケガ | 5.8% |
6位 | 学校生活不適応 | 4.8% |
その他 | 23.3% |
コロナ禍以降は各退学理由の割合も変わっていると思います。あくまで参考としてご利用ください。
辞めたい理由についての僕の意見
- 吐き気がするほど学校に行きたくない
- 学校・専門分野に興味がなくなった
- 他の進路に進みたい
- 留年しそうで行きたくない
- 授業に意味を感じない
- アルバイトなど他の活動が忙しい
- 友達が合わない・いない
吐き気がするほど学校に行きたくない場合
吐き気がするほど学校に行きたくない
まず療養してこころと体を休めましょう。
学校・専門分野に興味がなくなった場合
他に行きたい進路が無い場合、だらだらでもいいので学校に行き続けたほうがいいです。
他の進路に進みたい場合
他に進みたい進路がある場合、僕はそちらの進路に進むべきだと思います。
留年しそうで行きたくない場合
留年しても学校には行くべきです。
授業に意味を感じない場合
授業に意味を感じない場合、授業を聞いているフリでもいいので出席しましょう。
基本的に学校は辞めないほうが良い
「専門学校に興味がなくなった」+「授業料がもったいない」⇒辞めよう
という決断にいたりがちですが、
学校を辞めて自分に合った場所(就職先など)にたどり着くのは簡単ではありません。
それよりも、
「とにかく学校を卒業しよう」⇒『専門学校卒』の肩書きを使って就職活動をしよう
の方が、肩書きがある分、就職活動の選択肢は広がるのではないかと思います。
日々の授業は大変で辞めたいと思うことも多々あると思いますが、
実際、「楽しさ」だけで学校に通っている方はかなりの少数派です。
どんなに楽しそうにしている学生も、さまざまな葛藤や苦労、いら立ちを感じることは必ずあります。
それは社会人になりプロになってからも同じです。
専門学校卒という肩書きは立派な勲章ですので、ぜひ有効活用してみてください。
大学に編入できる場合もある
実は、専門学校から大学に編入できる場合もあります。
進路の幅を広げたいのであれば、大学に編入できないか調べてみてもいいと思います。
専門学校を辞めるとき
学校を辞めて挑戦しないと絶対に後悔する目標を見つけた!
というレベルであれば、専門学校を辞めるという選択肢はありです。
逆に専門学校へ通い続けることで、のちのち「あの時早く学校を辞めておけばよかった!」と後悔をする可能性もあります。
過ぎた時間はどうやっても戻ってきてくれませんから、後悔しないと思えるなら思い切って学校を辞めて、新しいことにチャレンジしましょう。
自分が納得できる選択をすることが一番大切です。
辛くても自分が必要だと思う道を選びましょう。
そして、積極的に信頼できる人に相談してみましょう。
専門学校を辞めるなら親は説得しよう
専門学校を辞める際には、保護者の方にしっかり説明しましょう。
専門学校を辞めた後のことを考えよう
辞めたい理由を整理して、それでも専門学校を今すぐ辞めたい!という方は、辞めた後のことについて考えましょう。
勢いのままに専門学校を辞めてしまう方はたくさんいますが、学校を辞めた後に進路について悩むととても苦労します。
専門学校は辞めたい。でも辞めた後にしたいことがない。
という方は、必ず学校を辞めた後の計画をしっかり立てましょう。
辞めた後の就職先を考えておく
専門学校を辞めると決めたけど、就職活動が不安。
という方は、専門学校を辞める前に就職先を探す算段は考えておきましょう。
一人で就職活動をするのはとても大変です。特に今はコロナ禍の影響が大きいですからなおさらです。
業界研究や企業研究、面接対策をすべて自分で行うと、いったい何をすればいいのか分からなくなるんです。
専門学校を卒業する前提であれば、講師や学校のコネを使って企業に就職することもできますし、就活のために何をすればいいのか迷いません。
しかし、中途退学からの就職活動は別です。
孤独にネットの情報だけで就活を行うと、自分に合った就職活動ができなかったり、間違った情報を取り入れてしまうので本当におすすめしません。
ぜひ、専任スタッフが就職を支援してくれる就職支援サービスを利用してみてください。
ちなみに、おすすめの就職支援サービスは「第二新卒エージェントneo」さんです。
スタッフは全員第二新卒の方であり、1人あたり平均10時間もの手厚いサポートを受けられます。
職務経歴書の作成や、企業面接への対策もしてもらえるので、就職活動の大きな自信につながります。
さらに、就職後もサポートを受けられます。
就活は情報が命です。大学中退後の就職を考えている方はぜひ無料相談してみてください。
⇒ 20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】(※初回面談は最大2時間させていただいております。)
専門学校は卒業した方がいい
専門学校に入った時点で、よほどの熱意と理由がない限り、しがみついてでも卒業した方がいいと僕は思います。
学校なり会社なり、何かしらのコミュニティに入っていた方が、精神的安定と社会的信用を得られます。
他に学びたいことがあるのであれば、「専門学校生」の肩書きを保った状態で自学した方が得です。
将来後悔しても自分で納得できる道を選択しましょう。