今回は、サークルに楽しさを見いだせない学生たちに考えて欲しい、3つの解決策について書きました。
大学一年生の頃にノリと勢いでサークルに入ったものの、
活動していく中で、めんどくさいと感じるようになってしまったという方に
ぜひ読んでいただきたいと思います。
なぜサークルに入ったのか
まず、あなたが所属サークルを選んだ理由について振り返ってみましょう。
大学に数多あるサークルの中から、なぜあなたは、今所属しているサークルを選んだのでしょうか。
- なんとなく機会があった
- サークル内の雰囲気が良かった
- 活動内容が魅力的であった
など、きっと何かしらの理由や目的があり、あなたはサークルを選んだはすです。
まずは、あなたが、
現在所属しているサークルを選んだ理由
について、改めて整理してみましょう。
サークル活動を楽しめない時の主な3つの原因
原因1:人間関係に問題あり?
原因2:活動内容が合わない?
原因3:ほかの活動が忙しい?
原因1:人間関係に問題あり?
サークル内の人間関係はとても重要です。
私がサークル活動に参加していて一番悩んだのは、人間関係です。
とくに、1年と少しぶりにサークル活動に参加した時、
初めて会う後輩との微妙な距離感はまったく埋まりませんでした。
また、大学は人間関係が希薄になりがちな場ですから、
必然的に同じサークル内の学生たちと絡むことが多くなります。
なので、サークル内の人間関係に悩む方は、
サークルのみならず、大学生活全体が面倒くさいと感じてしまう可能性が非常に高いです。
アドラー心理学では、
「人間の悩みは、 全て対人関係の悩みである」
と言われているぐらいですから、
人間関係が原因でサークル活動が面倒になってしまことは、とてもよくあることなのです。
原因2:活動内容が合わない?
というケースは多いです。
私も実際にこのケースを経験しています。
- 「思ったよりガチサーだった」
- 「仲間意識が強すぎてついていけない」
- 「活動にまったく興味を持てない」
なんてことはよくあることです。
正直、サークルは入ってみないと実態が見えてこないことが多いです。
迷うなら入る、そして自分に合わなかったら早めに辞めましょう。
原因3:ほかの活動が忙しい?
人間関係も活動内容にも不満はないという方は、
もしかするとサークル活動以外の活動が忙しく、
サークル活動に注力できないことが原因かもしれません。
サークル活動とその他の活動の両立が難しい時など、
結果として、サークルが楽しくないという気持ちになってしまうことがあります。
サークルが楽しくないときの3つの解決策
サークルが楽しくないというときに取れる選択肢は、多くはありません。
楽しくないサークルに耐えてまで行きたくないという方は、
以下の3つの解決策を参考にしてみてください。
1、辞める
2、開き直る
3、幽霊サークル員になる
解決策1:辞める
大学1年生の約7割がサークル・部活動に参加している現在。
大学1年生でサークル活動を行っている学生のうち、
約1割の学生は大学2年生の時点で、サークル活動自体を辞めるという調査結果があります。
また、サークルを掛け持ちしている学生たちも、
行かなくなったサークルはたくさんあると考えられるので、
実際、サークルを辞める学生の割合は約2~3割ほどであると考えられます。
サークルを辞めたくなったら、辞めてもいいんです。
自然にフェイドアウトすればいいでしょう。
大学生として、まったく珍しいことではありません。
解決策2:開き直る
あまりアクティブには活動したくないけど、サークルを辞めたくないなら、
なんとなくでもいいので、ときどきサークル活動に参加してみてはいかがでしょうか。
サークル活動はあくまで自主的なものですから、
肩の力を抜いて、活動したいときに気楽に活動すればいいのです。
どうにもならなかったら辞めればいいわけですし、
一から別のサークルに馴染むのも手間がかかりますからね。
ダラダラしてもいいので、活動を続けてみるというのも手です。
解決策3:幽霊サークル員になる
サークル内の雰囲気は、年度によって大きく変わるものです。
苦手な先輩たちが卒業されて、理想的なサークルになるという場合も多々あります。
「サークルを辞める!」とすぐに割り切ってしまうのもいいですが、
一度幽霊サークル員となって、ワンクッション置いてみるのもいいでしょう。
ちなみに、人数が少ないサークルの方がサークル内の雰囲気は変わりやすいです。
まとめ
学生によって、多種多様なサークルを楽しめない理由があります。
そして、完璧な解決策というものは存在しません。
サークル活動を続けるも、辞めて新天地を探すも全てあなた次第です。
大学生活を振り返ったときに、後悔しないようにサークル活動に励みましょう。