「楽に単位が取れる科目」、通称『楽単』。
言うまでもありませんが、単位は大学生にとって命の次の次くらいには重要なものです。
そんな単位が楽に手に入るのですから、楽単は大学生として履修しないわけにはいきません。
ここでは「楽単の見つけ方のコツ」や「楽単を履修する上での注意点」についてまとめています。
参考にしてみてください。
楽単の3つの条件
大学1年生から4年制まで一貫して楽単科目を履修し続けた私ですが、
個人的に考えた「楽単としての最低限の基準を満たす条件」があります。
ずばり、以下の3つです。
● 期末テストが楽 or 持ち込み有り
● 授業の必須出席日数が少ない
● 救済処置がある(融通の効く教授である)
これらの他にも「楽単の条件」は一応ありますが、最低限この3つの条件を満たしているのであれば私は楽単に認定しています。
また、「友人と一緒に受けるなら楽単」「毎回授業に行くなら必ず単位が出る楽単」などのように、条件付きで楽単となる科目も存在します。
楽単の見つけ方
【1】公式シラバスから探す
【2】有志制作の科目情報誌から探す
【3】先輩・友人に聞く
【4】『みんなのキャンパス』から探す
【1】公式シラバスから探す
正直、私は大学が発行している公式シラバス(授業情報誌)から楽単科目を探すことはあまりしません。
公式シラバスは学生目線のコメントが書かれていないので、楽単探しに利用するのは難しいと思います。
しかし、公式シラバスに掲載されているのは信頼性の高い最新授業情報です。
ですので、楽単で構成したざっくりとした時間割が出来た段階で、一応公式シラバスで各授業の詳細な確認を行うようにしています。
【2】有志制作の裏シラバスから探す
私がよく利用するのが、学内の有志の学生たちが制作している『裏シラバス(非公式の授業情報誌)』です。
裏シラバスでは学生目線の授業評価が掲載されているため、楽単科目を探すのにとても役立ちます。
サークル勧誘の時期に裏シラバスを販売している大学が多いので、楽単を履修したいのであれば必ず入手しましょう。
ただ裏シラバスは有志の学生が制作したものですので、情報の信頼性が低いことは頭の片隅に置いておきましょう。
【3】先輩・友人に聞く
確実に楽単を履修したいのであれば、先輩や友人から「過去に実際に履修したことのある楽単」を聞くのがおすすめです。
「学生の質を高めるため、先生が急に授業の難易度を上げた」などのような不測の事態が起こらない限り、前年の楽単は今年の楽単のはずです。
履修登録の時期は学内で多くの知人に会い、授業についての情報を集めましょう。
【4】『みんなのキャンパス』から探す
楽天が運営している『みんなのキャンパス』というサイトがあります。
こちらのサイトでは、各大学の授業情報が有志の大学生たちによって投稿されています。
かなりの情報量ですので、興味のある授業を見つけたらこちらのサイトで詳細を確認してみてください。
※前提として、この世に完璧な授業はありません。評価が悪くても意外と面白い授業はたくさんあります。あくまで授業の評価は参考程度にとどめておき、自分の興味がある授業は、ぜひ勇気をもって履修してみてください。
冒険した履修科目がある方が楽しいと思います。
楽単を履修する上での注意点
【1】できるかぎり友人と履修しよう
【2】いくら楽単でも油断しない
【1】できるかぎり友人と履修しよう
たとえ「出席確認が無く、期末テストが楽」な楽単授業であっても、やはり出来るかぎり友人と一緒に履修しましょう。
「出席確認がないから~」とまったく授業に行かない場合、いくら簡単な期末テストでも詰むことがあります。
具体的には、
「授業でレジュメが配布されている」
「授業でテストに出るところを教えている」
などの場合です。
このような場合でも、友人が一緒に受けていれば友人から期末テストの情報をもらうことが出来ます。
出来るかぎり友人と一緒に楽単科目を履修しましょう。
ただ友人へのフォローと感謝は絶対に忘れないようにしてください。
【2】いくら楽単でも油断しない
いくら楽単でも、油断していると足元をすくわれてしまいます。
実際、私もこれまでに楽単科目をいくつか落としています。
「急なレポートの提出」や「期末テストの対策不足」で楽単を落単するパターンは結構考えられます。
楽単を履修した後も油断せず、授業の情報を集め続けましょう。
楽単の履修は情報戦
楽単科目の履修は情報戦です。
楽単の授業に出席しないのであれば、その授業のリアルタイムな情報を手に入れるルートは必ず確保しておきましょう。
また、具体的な時間割の組み方については、こちら(大学生の時間割の組み方を具体例を使って徹底ガイドします)を参考にしてみてください。