大学生の時間割の組み方|具体例を使って徹底ガイドします

大学 時間割

大学の時間割の組み方について、私が実際に大学1年生の頃に登録した履修例を使って、分かりやすく解説していきます。

授業は一日に最大何コマまで入れるべき?どんな順序で時間割を埋めればいいんだろう。
朝は苦手だし、一限目は授業を入れない方が良いのかな。

など、大学に入ったばかりの頃は不安なことばかりです。

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そもそも自分で時間割を組む感覚が分からないですよね。

大学の時間割について理解して自分にあった時間割を組むためにも、ぜひ参考にしてみてください。

目次(もくじ)

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筆者の時間割

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私の大学1年生の頃の実際の時間割を例に説明しようと思います。

筆者(経営学部)の1年生時の時間割

 
1東洋史英語1   マクロ経済 
2経営論数学 簿記 英語2情報スペイン語2
3倫理学実習 体育 スペイン語1 
4 大学研究    
5      
6      

 は「必修科目」、 は「選択必修科目」です。

※必修科目は、基本的に大学によって勝手に指定されるので、自分の裁量で授業の曜日や時間を変えることは出来ません。

上の時間割を見てみると、土曜日にもスペイン語の授業が入ってますし、どの曜日にもまんべんなく必修科目が配置されていることが分かります。

「必修」の科目は落とすとかなり面倒なことになるため、その授業は高頻度で出る必要があります。

そのため、必修の科目がちりばめられたこの時間割だと、平日はほぼ毎日学校に通う必要があるのです。

また、土曜日は平日に比べて極端に授業が少ないため、結局スペイン語のためだけに土曜日の午前に大学に行かざる負えませんでした。

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学生を毎日通わせようという大学側の執念を感じます。


ちなみにですが、私はこの表に載っている2つの必修英語3つ全ての選択必修科目の単位を落としています。

すべて、授業をさぼりまくったがゆえの結果です。

そして、大学3年生のときに留年の危機が訪れることになりました。

授業に出る気がない方は多いと思いますが、留年どころか”留年の危機”すら訪れないように慎重に時間割を組み、出来る限りまじめに大学に通いましょう。

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嫌な汗をかくことが少ない大学生活にしましょう。

平日に全休日を作ろう!

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全休日とは、自分が履修する授業が全くない日(曜日)のことです。

全休日は大学に行く必要がなく、その日一日は自由に使うことが出来ます。

私は1年生の頃、履修登録上の「全休日」を作ることが出来ず苦労しました。

必修科目が無い曜日を全休日に出来ると、大学生活がとても楽になります。

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引きこもって一日中ゲームしよう

大学生活で自由を謳歌するためにも、ぜひ全休日を作りましょう

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私はエブリデイ全休日(※授業はある)でしたが、決してマネをしてはいけません。

大学の時間割を組む手順

1.一年間の取得可能単位数を確認する

2.時間割に必修科目をうめる

3.選択必修科目から授業を選ぶ

4.自由科目から興味がある科目を選ぶ

5.自由科目の「楽単」を選ぶ

6.履修登録をする前に授業を下見する

一年間の取得可能単位数を確認する

年間取得可能単位数

こちら大学の単位の仕組みを分かりやすく徹底解説します!で単位について分かりやすく解説していますが、

1年間の取得可能単位数は大学ごとに決められています。

多くの場合、各学年で取得可能な最大単位数は40~50単位ほどです。

1つの科目ごとに1年間で4単位取得できるのが一般的ですね。

大学の時間割は、取得可能単位数ギリギリになるように組むのが一般的です。


たとえば、一年間の最大取得単位数が48単位であれば、48単位分の履修登録をしておくということです。

とりあえず履修だけでもしていれば、一度も授業に出なくてもテストだけで単位を貰えることもあるので、上限ギリギリまで履修登録だけでもしておきましょう。

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単位はいくらあっても邪魔にはなりません。単位を得られるチャンスがあれば逃さず狙いましょう。

取得可能単位数が分かれば、一年間で履修可能な授業数も自ずと決まります。

だいたい皆さん、週に8~15科目ほどの授業を履修することになるでしょう。

まずは、自分が1年間で取得可能な単位数をシラバス(履修登録資料)で確認しましょう。

時間割に必修科目をうめる

必修単位

時間割は必修科目が基点

全休日を作れるか確認する

上の時間割で  になっている「英語」「スペイン語」「体育」が必修科目です。

必修科目は各学生やクラスごとに決められており、時間割の変更はまず出来ません

したがって、

〇曜日△コマは「必修英語」

△曜日〇コマは「必修体育」

というように、時間割を組む上で選択の余地がありません。


まずは、自分の時間割に必修科目を書き込みましょう。

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必修科目は時間割を組む上でとても厄介な存在です。

必修科目は進級・卒業に直接的に関係するため、必修科目は必ず単位を取らなければなりません。

そのため時間割どころか、アルバイトやサークル活動の時間帯もすべて必修科目を中心に決めなければなりません。

必修科目をしっかり確認して、必ず登校しなければならない曜日を把握しましょう。

選択必修科目から授業を選ぶ

選択必修科目

1限目の授業は出来る限り避ける

選択必修科目は出来るだけ友人と一緒に履修する

必修科目がある曜日に選択必修科目を入れる

上の時間割で  になっている「経営論」「簿記」「マクロ経済」が選択必修科目です。

選択必修科目も進級や卒業のために必ず取得しなければならない科目(単位)なのですが、科目を選択することができます。

つまり、選択する必修科目によって授業の曜日や教授を選択することが出来るのです。


選択必修科目は、出来る限り友人たちの時間割と自分の時間割を調節し、友人と一緒に履修することを心がけてください。

どんな科目でも一人で出席する授業は足が重くなりがちですが、友人が出席している授業であれば、大変な授業であっても助け合うことが出来ます。

必修科目の場合、友人と一緒に履修出来るかどうか運の要素が大きいですが、選択必修科目は時間割上の融通が利くのです。

この利点を最大限利用するためにも、選択必修科目は出来る限り友人を誘って同じ授業を受けましょう。

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友人の存在が、あなたを留年から遠ざけてくれます。


さらに、可能であれば必修科目がある曜日に選択必修科目を入れることをおすすめします。

必修授業が有る曜日をまとめることで、「絶対に登校しなければならない曜日」を減らすことができ、大学生活に余裕が生まれます。

自由科目から興味がある科目を選ぶ

自由科目

授業内容について調べる

授業を行う先生について調べる

授業ごとの単位の評価基準を調べる

必修科目と選択必修科目を時間割に書き込んだ後は、あなたが興味のある授業を選びましょう。

興味のある授業というのは、シラバスの紹介文や先輩のアドバイスなどを聞いて履修したくなった授業の事です。

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履修授業を自由に選ぶことが出来るのが、大学生の醍醐味です。

興味のある授業を見つけたら、履修する前にまずは「本当に自分が興味のある授業の内容なのか」しっかり調べましょう。

実際に出席してみると、

予想していた授業内容や雰囲気と比べて、実際の授業の様子が大幅に違った。

なんて話はよくあります。


また、教授によって授業の進め方もそれぞれ違います。

いくら興味のある授業内容だとしても単位が取りにくい教授の授業は大変ですから、しっかりと下調べをしておきましょう。

各授業ごとに単位の評価基準は異なりますから、せめてテスト重視の授業なのか、出席重視の授業なのかという2点は調べておきましょう。

自由科目の「楽単」を選ぶ

楽単

自分のライフスタイルに合った時間の授業を選ぶ

 いくら楽単でも、できるだけ興味のある授業を選ぶ

友人と同じ授業を履修する

興味がある授業を選んだ後でまだ取得可能な単位数が残っているなら、単位を楽に取りやすい科目、いわゆる楽単」を選びましょう。

楽単科目を選ぶのはとても重要です。

取得単位数限界まで時間割を埋めず、そのまま履修登録をするのは非常に勿体ないです。

たとえ自分が興味のない授業がであったとしても、友人が受けている授業や楽単と呼ばれている授業を選び、時間割に組み込みましょう。

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人気の楽単は履修希望者が多いので、抽選になることも多々あります。


取得単位は多いに越したことはありません。

必修科目や自分が積極的に履修したい授業は、時間割上融通が利きにくいです。

しかし一方、取得可能単位数を補うために選ぶ授業は、時間割上融通を利かせやすいという側面があります。

そのため、取得可能単位数を補うために選ぶ授業は、出来るだけアルバイトやサークルの活動時間とかぶらない時間の楽単授業を選びましょう。


また、いくら楽に単位が取れる授業であっても、ある程度の出席やテスト勉強は必要です。

楽に単位が取れる授業だからと侮らず、できるだけ友人と一緒の授業を履修することを心がけてください。

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私は履修科目にすべて楽単を選んでいましたが、授業をサボり気味で落単ばかりでした。楽単を履修しても油断しないよう気を付けましょう。

履修登録をする前に授業を下見する

履修前に授業を下見する

「授業を履修登録する前の最終確認」です。

多くの科目では、履修登録の期限までに「オリエンテーション」として何度か授業が行われるはずです。

履修登録をする前に、それぞれの授業を必ず最低1回は出席して授業の下見を行いましょう。

集めた情報に従って時間割を組んだ後に、実際に履修予定の授業に出席して授業の雰囲気を知ることはとても重要です。

もしかすると、話に聞いていた授業と実際の授業では内容が違うかもしれません。

この確認作業を怠ったまま履修登録をしてしまうと、後々の後悔につながります。

これは必ず行ってください。

履修登録をする際の注意点

注意

履修で時間割を組む手順について解説しましたが、覚えておいてほしい履修の注意点もあります。

具体的には以下の3つです。

進級に必要な条件を必ず満たすように時間割を組む

1・2年生しか履修できない科目は優先的に取る

実習のために必要な単位が決まっているならば、必ず規定の科目(単位)を取る

上記の3つは、意識していなければ進級後に困るという点で共通しています。

そして、履修登録は本当に重要な大学手続きです。

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すべての授業で高評価を得ても、履修登録をしていなければ単位は認定されません。

時間割を組むだけでなく、必ず履修登録作業を忘れないように気を付けてください。

履修のQ&A

q&a 質問と回答
一日に最大何コマまで授業を入れるべき?

人によります。一日をフルに使って、全てのコマを受けることも可能です。

実際、1コマ90分の授業を一日4コマ以上受けるのは、集中力・体力的に厳しいです。

「一日何コマまでなら自分が耐えられるか」しっかり考えて選びましょう。

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私は授業に集中していなくても1日3コマが限界でした。
一限目は授業を入れない方が良い?

1限が好きな方もいますが、多くの学生は1限目の授業を受けたがりません。

その主な理由としては、早起きしたくない」満員電車に乗りたくない」の2つが挙げられます。

この二つに耐え、安定して継続的に授業に出席できるのであれば、1限目の授業を受けても問題ないでしょう。

1限の授業は受けている学生が比較的少ないので、学生が多い授業が嫌いな方には良いと思います。

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ただ大学生はなりゆきで夜遅くまで遊ぶことも多いですから、1限目の授業を履修するのはあまりオススメしません。魅力的な授業以外は1限を避けるのが吉です。

まとめ

基本的な大学での時間割の組み方を紹介しました。

しかし、実際には「部活やサークルの活動日」「アルバイトのシフト」も時間割に大きく影響します。

特に、初めて時間割を組む1年生の方は悩んでしまうことが多いと思いますし、悩んで当然です。

ただ、重要なことはあなたが単位を取ることが出来るか否かだけです。

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単位は重いッ!!でも楽単ばかりだと大学生活に張り合いがない!

単位を取る自信があるなら、どんな授業を履修してもいいのです。

他人にとっては苦痛でも、あなたにとっては最高に楽しい授業というのもあります。

他の方々からの意見を参考にするのはもちろんですが、大学生として自分が興味のある授業をできるだけ選び、フル単を達成できるように頑張ってみてください。


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