「浪人しても大学に馴染めるか。」
こんな不安を抱える現役浪人生や、浪人経験のある大学生新入生の方は多いです。
私も1年間の宅浪経験者ですが、大学に合格し、大学生としての新生活が近づくにつれて、
という不安な思いがとても大きくなりました。
大学生活に向けてさまざまな準備をする中で、「元浪人生」という経歴が大学生活にどのような影響を及ぼすのか。
今回は、元浪人生の大学生活について浪人経験者の私が語ろうと思います。
浪人生は特別な存在ではない
浪人を経験して大学に入学すると、
と不安に感じてしまうこともあると思います。
しかし、安心してください。
最近では、大学生の8人に1人が浪人経験者です。
「浪人経験が原因で、あなたが大学生活の中で周りから浮くことはない」と考えて大丈夫です。
もしサークルや研究室などであなたが浮いてしまったら、
申し訳ないですが、それはあなたの浪人経験以外のところに原因がある可能性が高いです。
浪人経験をカミングアウトしても問題ない
自分から話さない限り、あなたが元浪人生であることは周りの学生たちにまずバレません。
これは私の実体験に基づいています。
もしあなたが元浪人生であることを大学の友人に話しても、浪人経験が原因で大学の友人が離れていく可能性は半端なく低いです。
私も「お前、元浪人生かよwww」という理由で友人が離れていったことは無いです。
また、そんな話は聞いたことがありません。
むしろ、そんな理由で自分から離れていく方がいるのであれば、こちらから願い下げですよね。
まったく気にする必要はありません。
先輩と後輩の関係
一度浪人して大学に入学すると、
高校生時代に同級生だった学生たちは「先輩」という立場になります。
そして同時に、
高校生時代までは後輩だった学生と同級生か、もしくは「自分が後輩に」なります。
最初は少し違和感を感じてしまうこともあるかもしれませんが、普通はすぐ慣れます。
私も、私と一緒に浪人していた友人もすぐに慣れました。
しかし、ここで変なプライドを持ち、常識的マナーのない行動を取ってしまうと周りから人は離れていきます。
と考える方は「めんどくさい人」だと思われてしまいがちです。
高確率で自分の周りから人が離れていきますので注意しましょう。
当たり前の話ですが、日本では年齢にかかわらず、
少なくとも、表面上だけでも先輩には敬意を示す必要があります。
あなたが大学生活でアルバイトを続けていると、逆に10歳以上年齢が高い方から「先輩」と呼ばれることもありえます。
就職後も、相手の年齢に関わらず基本的に先輩には敬語を使うのが常識です。
そして、これが出来ない方は、
と周りから敬遠されても仕方がないのです。
「常識がない、破天荒」というのは興味深く魅力的に映ることもありますが、
基本的には「何をするか分からない」という不安を周りに与えてしまうのです。
大学にはサークルや研究室というコミュニティがありますが、
年齢差なんて小さなことは気にせず、素直な友人関係を築きましょう。
と変なプライドをこじらせないよう気を付けましょう。
浪人生でも大学の友人はできるのか
断言します。出来ます。
元浪人生であるというだけで大学内で避けられることはありえません。
ぜひ、大学で知り合った学生たちと積極的に交流してください!
あなたが学内で話しかけた相手が現役入学した学生だったとしても、
その方にも浪人している高校時代の友人がいる可能性は高いのです。
高校時代の友人が浪人しているのに、浪人して入学している相手にマイナスイメージなんて持ちません。
心配は不要です。
注意するべきこと
浪人生が絶対に注意するべきことがあります。
それは大学の現役生たちに対して、元浪人生で年長者であることを鼻にかけた態度を取らないということです。
現役生であろうと、元浪人生であろうと、大学に入ってしまえば関係ありません。
そこで年長者であるというだけで大きな態度を取っていれば、当然周りから嫌われます。
大学生活を楽しく送るには、年齢差なんて気にすることなく、自分の素直な気持ちを出すことが一番だと思います。
素の自分を出しながら、自分が心から楽しいと思えることに時間を使いましょう。
大学生活はあっという間に時が過ぎていくのですから。
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