浪人生のスケジュールの立て方|予備校講師としてアドバイスします

浪人生のスケジュールの立て方|予備校講師としてアドバイスします

大学入試の合否が決まりもう一年頑張ると決めた時、「これから一年間かぁ。長丁場だけども頑張ろう!」と思った人もいるでしょう。

ところが、浪人時代の1年間はあっという間に過ぎ去ります。

気がつけば「え、もうあと少しでセンター試験?間に合わないよ!」という声を予備校講師としてよく聞いてきました。

浪人生にとって、時は金なり。

第一志望校に合格する浪人生の傾向から、浪人生が大学受験の勉強スケジュールを立てる際に気を付けるべきことについてまとめてみました。

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元予備校講師の営業マン

高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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最初の1か月が勝負!ペースを掴もう!

もう一年受験勉強を頑張ると決めた春。

「まだまだ時間がある」と高をくくってしまうと、まず浪人は大失敗してしまいます。

一番モチベーションが高い時期だからこそ、浪人生としての自分のペースをつかみましょう。

高校卒業の直後なら、高校時代に学校に通っていた間隔がまだ残っているはずです。

感覚が残っているうちに、生活リズムを確立してしまいましょう。

 

時間の使い方には「長期的なもの」と「短期的なもの」がありますが、早めに確立しておきたいのが短期的なものです。

絶対に決めたほうがいいのが、朝起きる時間と夜に寝る時間です。

浪人生は学校という縛りがありません。

予備校に通っているならともかく、そうでないなら好きなだけ寝ることもできます。

そうすると、生活リズムがばらばらになり、勉強もムラが出やすくなります。

起床・朝食・昼食・夕食・就寝時間などを定め、気持ちが緩まないように、体調を崩さないようにすることが、受験で勝利するために必要なことです。

 

年間の予定を立てよう

前の年に受験がうまくいかなかった場合、必ずその原因があります。

  • 得点できていた科目とできていない科目
  • 科目の中でも得意な分野と苦手分野

この一年で補強するべき部分が必ずあるはずです。

その弱点をどのように克服していくか、大まかに計画してみましょう。

浪人生活を始める際、弱点が多すぎて夏までに弱点補強や基礎理解を進ることができない方は、予備校に通うのも一つの手です。

これは現役時代の自分の様子からだいたい予想できると思います。

予備校に行くと決めた際は、基礎理解を重視している予備校かどうかを判断基準とするとよいでしょう。

 

1週間の計画を立てよう

年間計画を立ててみると、1年間でやるべき勉強の全体像が見えてきます。

そうすれば、

  • 「1か月単位のやるべきこと」
  • 「1週間単位のやるべきこと」
  • 「1日単位のやるべきこと」

という具体的な勉強量が見えてきます。

1年間でやるべきことを大雑把にまとめただけでは、受験勉強を安定して継続することは至難です。

勉強の総量を把握した段階で満足せず、必ず具体的な計画を立てて継続的に実行しましょう。

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一番効率的なのは、1年間でやるべきことから逆算し、1週間で区切って計画を立てることです。

1週間に区切るのには、「1週間単位で計画を立てていれば、計画時と実行時のずれを修正しやすいという理由があります。

受験勉強は、自分で予想しているようには順調に進みません。

もし手を抜いて1か月単位の大雑把な計画しか立てていなかった場合、予定のずれをチェックするのも1か月単位です。

見込み違いが生じた時に修正が大変になるのです。

 

では、1週間の場合はどうでしょう。

1週目でずれが発生した時、2周目で修正すれば大丈夫。

つまり、月単位でのずれはほぼ防ぐことができるのです。

もし毎週計画にずれが生じるようなら、年間計画のほうに無理があると考えられるので、年間計画を考え直す必要があると分かります。

浪人生にとって、時間は何物にも代えがたい宝です。

宝を無駄遣いしないためにも、軌道修正は早め早めにしておくべきでしょう。

 

一日の時間の使い方

1週間での予定を達成するためには、毎日の時間の使い方にも気を配る必要があります。

起床・朝食・昼食・夕食・就寝時間に加えて、入浴などの時間も書き込んだ具体的な1日時間割を組んでみましょう。

そして、大事なのはその次です。

学校の時間割のように「国語」「英語」「数学」と書き込んで満足してはいけません。

「国語」では何をするのか、「英語」「数学」で何をするのか、具体的に落とし込みましょう。

 

達成度チェック

一週間の終わりに、必ずその週の計画達成度をチェックしましょう。

そうすると、

「今週はどこまで計画どおりに勉強できたか」

「次の週は何をするべきか」

「当初予定から何を修正すべきか」

が見えてきます。

私が予備校講師として見てきた限り、やるべきことを具体化して「見える化」することができた受験生は、高い確率で第一志望校に合格しています。

という気持ちはとてもよく分わかりますが、計画を立てていないと、長い浪人生活の中で「その時その時の自分がやるべきこと」が分からなくなります。

浪人生活は、受験勉強を続けるモチベーションを失ってしまう時期が必ずきます。

そんな時にスランプからスムーズに抜け出すためには、日ごろから受験計画を立てて実行することがとても重要なのです。

ぜひ、自分にあった計画を立ててみてください。

 

まとめ

  1. 合格できる浪人生は、規則正しいリズムで生活していた
  2. 年間計画は可能な限り早く立て、自力で達成困難なら予備校も検討すべき
  3. 計画は1週間単位で立てる
  4. 1日の計画は徹底的に具体化する
  5. 常に自分の計画が達成できているかチェックする
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この記事を書いた人

元予備校講師の営業マン
元予備校講師の営業マン
高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。