指定校推薦で入学したことを後悔している学生へのアドバイス

指定校推薦で入学したことを後悔している学生へのアドバイス

指定校推薦は、校内選考さえ通過すれば高い確率で大学・専門学校に合格できる制度です。

この制度を有効に活用すれば、受験を早めに終了させることができるなどのメリットの多い制度です。

しかし、この指定校推薦制度を利用した学生の中には指定校推薦で合格したことを後悔している学生もいます。

指定校推薦を後悔してしまいがちなポイントを確認しながら、元予備校講師としてアドバイスしたいと思います。

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後悔その1:大学の授業についていけない

指定校推薦のメリットの一つは、自分の実力よりも高い大学に入ることができる可能性があることです。

一般入試であれば難関とされる大学に入学することも可能です。

しかし、それは入学できるというだけのことで、入学後の授業についていけるかは本人次第。

一般試験を行う理由は、大学の授業についていけるかどうかの見極めですから、一般試験合格者が授業についてけるのは当たり前です。

しかし、指定校推薦合格者はその限りではないのです。

 

この悩みに対するアドバイスはただ一つ。

ひたすら勉強するしかないということです。

もし、この記事を読んだのが大学入学前であれば、合格した大学の一般入試問題を過去問でもよいので解くことをおすすめます。

その内容こそ、大学が求める最低水準の学力です。問題を解けなかった場合は入学前までに解けるようにしておきましょう。

また、大学在学中に授業についていけなくて悩んでいる場合は、アルバイトなどを後回しにし、必亡くなり追いつくことです。

「バイトが忙しい」「サークルが大変だ」などと言う声が聞こえてきそうですが、大学はバイトやサークルが第一優先ではありません。

「勉強・研究」という学生としての本分を全うしてこそのバイトやサークルです。

「授業についていけない」ことから「大学を辞める」という選択肢を浮かべてしまうのはとても勿体ないです。

あなたを推薦した母校のためにもぜひ勉強してください。

 

後悔その2:自分がやりたいことと、大学でやることのギャップが大きい

指定校推薦は合格率が高いこともあって人気の入試形式です。

そのため、自分がやりたいことと多少違う内容であっても、「早いうちに合格を決めてしまいたい」という思いから出願してしまうということがあります。

また、学習内容・研究内容が自分の志望と違っていても、有名大学だからという理由で指定校推薦を狙い合格して入学するケースもあります。

どちらの場合も、学生と大学のミスマッチが心配されます。

そもそも、大学に入学する目的は研究です。

どの大学に入るかも重要ですが、より重要なのは入った後に何を研究するかです。

自分の興味関心が低く、さしてやりたくもない研究であれば大学生活にも身が入らないのは当たり前のことです。

また、その内容が不得意分野を含んでいた時は単位をとれずに留年という事態にもなりかねません。

憧れの大学の指定校推薦であっても、自分のやりたいことや適性をしっかり考えたうえで出願しなければならないのです。

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後悔その3:進路変更が容易ではない

「大学に入学したものの自分が考えていたことと違う」

「新しくやりたいことができた」

これらは指定校推薦だけではなく、どの入試形式でも起こることです。

AO入試・推薦入試・指定校推薦の分類

しかし、他の入試形式と違うのは、指定校推薦の場合は出身高校と学生が連帯責任に近い関係があることです。

指定校推薦は大学と高校の信頼関係によって成り立っています。

合格者が成績不振であったり、ましてや中退してしまったときは信頼関係にひびが入ることになりかねません。

場合によっては、合格者の出身校の推薦枠が減らされたりなくなったりするかもしれません。

出身校への影響まで考慮してしまうと、無茶な進路変更をできなくなってしまうのです。

 

合格後に軌道修正する方法はあるのか

軌道修正する方法は大きく分けて二つあります。

一つ目は、同じ大学の自由選択科目を活用する方法です。

たいていの大学では必修単位と自由選択単位があります。

必修は必ず取らなければなりませんが、自由選択は学生自身で受講を選択できる科目です。

あなたのやりたいことが必修単位や自分のが行きたい学部・学科に無かったときは、同じ大学の自由選択科目を受け、時には教授と掛け合って自由参加でゼミに参加するなど自主的に動くことです。

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二つ目は、学外の大学の単位を取得する方法です。

単位互換制度や通信講座などを活用して、あなたのやりたいことは資格に必要な単位を取得することです。

いわゆるダブルスクール(複数の大学に通って単位を取得する)です。

大学に通いつつ、公務員予備校にも通うのがわかりやすい例でしょう。

マイナビが実施したアンケート調査では、資格取得などのためにダブルスクールに通う学生は19.1%にも及びます。

「大学を中退して別の学校に入る」ということも不可能ではないのですが、指定校推薦であることを考えると避けるべきでしょう。

そのくらいであれば、同じ大学で自由選択科目を活用するか、ダブルスクールに通うほうが現実的です。

 

大学を辞めたいほど後悔しているなら

指定校推薦は高校を代表する生徒として推薦される代わりに高い確率で合格できる制度です。

いわば、高校が連帯保証人になってくれているのです。

こうした点が重荷になると考えるならば、最初から指定校推薦を使わないほうが無難です。

いったん入ってしまったら、なるべく中退することなく最後まで通いましょう。

そうすることで、あなたの中に「やり遂げた」という達成感も生まれるでしょう。

それは、今後生きる上で必ずプラスになるはずです。

 

ただ、「どうしても大学を辞めたい・転部したい」のであれば、出身校を気にすることなく飛び出すべきだとも思います。

人生は一度きりですし、若さ溢れる20代前後の時期を無駄にしたくないのであれば積極的に行動するのも悪くはありません。

大学を辞めたいと考えている方はこちら(大学を辞めたい!と悩んでいる大学生が考えるべき3つのこと)を参考にしてみてください

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ホク

元予備校講師の営業マンです。高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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