予備校を辞める前に考えるべき1つのこと|主な退校理由3選

予備校を辞める前に考えるべき1つのこと|主な退校理由3選

予備校講師の経験を活かし、予備校を辞めるための手続き・辞めたい理由・辞める前に考えておくべきことなどについてまとめてみました。

せっかく入った予備校なのに「辞めたい」という人は一定の割合で存在します。

しかし、その理由は人それぞれですし、予備校を辞めたからといって第一志望に受からなくなるわけでもありません。

ただ、予備校を辞める前に必ず考えてほしいことがあります。

ぜひ予備校を辞めた後のことを考えてから行動しましょう。

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元予備校講師の営業マン

高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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辞めるための手続き

予備校をやめること自体は、そんなに難しいことではありません。

予備校側に「辞める意志」を伝え、「すでに支払っている授業料で自分が予備校に通うことができる期間」を聞くぐらいです。

しかし、

  • 「辞める時期」
  • 「授業料の納入状況」

によってはお金の面で注意が必要です。

授業料を半期ごとに納入している場合であれば、入金した分の期間は予備校に通うことができますが、授業料を一年一括で納入している場合は予備校側と協議が必要です。

予備校の授業料は安くはありませんから、入校から退会までの期間が短く、多額の授業料が無駄になってしまうようであれば予備校側と協議しましょう。

 

辞める必要があるのか慎重に考えよう

退会することを講師の伝える際、一般的には「予備校を今やめるよりも続けたほうがいいよ」と面談では話されます。

しかし、従わなければならない義務はありません。

むしろ、ここで考え直すようであれば予備校を辞めようと考えないほうがいいでしょう。

予備校を辞めるか否かの決定はあなたの進路に関わりますから、慎重に決める必要があります。

予備校を辞めることを決断する前に、まずは話しやすい講師に相談しましょう。

その上で予備校を辞めると決断したのであれば、後々、予備校に対する心の残りも少なくなるはずです。

 

「辞める意思を講師に伝えるそれだけ」

これだけで予備校は簡単に辞ることができます。

しかし、辞める前に一度立ち止まって考えることをおすすめします。

自分がどうして予備校を辞めたいのか、辞めた後にどのような展望があるのかを。

 

予備校を辞めたくなる主な3つの理由

(1)思うように成績が上がらない

予備校で行われている授業内容に自分がついていけず、成績を上げることができない場合、「この予備校は自分に向いていない」と考えることでしょう。

分からないこと一度が積みあがってしまうと、そこからリカバリーするのはかなりのエネルギーが必要になります。

高校時代に3年かけてやっていた勉強を1年に満たない期間でやり直すわけですから、「予備校での授業が早くてついてけない」という生徒も当然出てきます。

もし、自分が授業に付いていけていないと自覚したなら、可能な限り早く自分のわからない部分を洗い出し、講師に質問しましょう。

予備校に通っているメリットは講師に質問できることです。

自宅浪人になってしまえば、質問する相手を探すことすら一苦労なのですから。

 

(2)カリキュラムや方針が合わない

自分はハイレベルな勉強をやりたいのに、予備校の授業が基礎基本に終始していて受けている意味がない。

あるいは、授業がハイレベルすぎて基本の学習ができない。

そういったことから「カリキュラムが自分に合っていないのではないか」と考え、予備校をやめたいという気持ちになることがあります。

これは、予備校の選択ミスの可能性があります。

 

予備校のパンフレットや説明会では、予備校の方針・カリキュラムが示されているはずです。

など多くの情報は3月の段階で開示されています。

いったん予備校に入ってから辞め、ほかの予備校に切り替えるのは難しいです。

費用面というよりも、カリキュラム面で困難があるからです。

どの予備校も4月からカリキュラムが進行しますから、5月に予備校を辞めて別の予備校に移った時、転校先の4月・5月の授業を受けなおすことは困難です。

予備校を移ろうと考えている方は、この点を胸にとどめておきましょう。

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(3)人間関係のトラブルが原因

予備校に通っていれば、さまざまな人間関係が発生します。

一緒に勉強する学生、自分を担当する講師、親、大学に入った友人たち。

これらの関係がうまくいかなかった場合、予備校に通うモチベーションが低下することがあります。

人間である以上、周囲の人たちとの関係に気をもむこと自体は自然なことです。

ましてSNSが発達している現代では、そういった関係に悩むことは増えたかもしれません。

 

しかし、もう一度考えてみてほしいのです。

浪人し、予備校にまで入った理由は何でしょう?

「第一志望校に合格するため」ですよね。

志望校合格のためなら、そりが合わない講師であっても利用するつもりで質問すべきです。

人間関係にわずらわされてしまうなら、周りの人間から距離をとってもいいでしょう。

人間関係トラブルは回避すべきものであって、それを理由に予備校をやめてしまうのは本末転倒です。

人間関係が理由で予備校を辞めようと考えている方は、この点を胸にとどめておきましょう。

 

予備校を辞めても受験勉強を続けられるか

予備校に残って勉強を続けることは、必ずしも自分自身のプラスにならないかもしれません。

場合によっては、速やかに予備校を辞めて自分のペースで勉強したほうが良いかもしれません。

実際、「予備校の授業を受ける必要がなく、問題集を解き続ける」だけで成績が上がる生徒もたくさんいます。

しかし、勢いだけで辞めてしまうのはいかがなものでしょうか。

 

辞めると決めたのなら、辞めた後にどうするか徹底的にシミュレーションし、予備校に通うよりも第一志望校への合格率が高くなる計画を立てる必要があります。

これらのことについて自ら情報を収集し、今後の予定を立てることができるのなら、速やかに予備校をやめて自分のペースで勉強するほうが良いでしょう。

しかし、これらのことを厳密に自主的に決められる受験生は多くはありません。

「自宅浪人」を避ける浪人生が多いことは、一人で受験までの計画を立てて実行できる浪人生が少なく、結果として第一志望に合格できる自宅浪人生が少ないからです。

「自分の性格」「周りの環境」「第一志望校までの学力レベルの差」をしっかり考え、予備校を辞めるべきかもう一度しっかり考えましょう。

※ちなみに、大学進学を辞めて就職を考えているという方は、こちら(浪人に失敗して就職する時の流れ|後悔しない企業選びのやり方)の記事を参考にしてみてください。

 

まとめ

・予備校をやめるのは簡単。辞める前に理由や展望を考えよう

・勉強に付いていけないなら、講師に質問するなど理解するための努力をしよう

・カリキュラムは途中から変更できません。

・人間関係のトラブルは距離を置くことで解決を図ろう

・辞めても第一志望校に合格する自信があるなら、予備校を辞めても大丈夫

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この記事を書いた人

元予備校講師の営業マン
元予備校講師の営業マン
高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。