浪人してから伸びるタイプの学生を元予備校講師が教えます

浪人してから伸びるタイプの学生を元予備校講師が教えます

同じ内容の授業を受けていても、伸びる浪人生と伸びにくい浪人生がいます。

これまでに何百人もの生徒に授業を教え、接していく中で、伸びやすい浪人生にはいくつかの共通の特徴があることが分かりました。

今回は、予備校で教えていた経験を踏まえて、浪人してから伸びる学生の特徴についてお話します。

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高校在学中に偏差値が50以下だった学生

最も顕著に伸びる学生は偏差値50以下の学生です。

偏差値は、平均からどの程度離れているかをはかるモノサシです。

偏差値の平均は50ですから、平均以下の学力だった学生が平均レベルまで成績を上げることはさほど難しくないのです。

人によっては、浪人して2~3か月で偏差値50を越えていきます。

しかし、順当に成績が伸びていても、偏差値50~55あたりで停滞してしまう生徒がよく見られます。

偏差値50を超えると平均以上に勉強ができる受験生たちがライバルになってきますから、戦わなければならない受験生のレベルも上がるのです。

少し勉強するだけでどんどん成績が上がる層を超えると、当然、成績は右肩上がりとはいかなくなります。

この停滞期にどれだけ耐え忍んで勉強を続けることができるかどうかが、のちの成績の飛躍度につながります。

 

各単元の基礎ができている学生

偏差値50以上になると高校時代の蓄積がものをいいます。

高校時代に居眠りばかりしていたり、授業で理解できていない部分を放置したりしていると、その部分がすっぽり欠落して理解が難しくなります。

そうなると、予備校の授業を受けても独学で自宅浪人をしていても、基礎が欠けているのでなかなか思うように成績を伸ばすことができません。

「授業内容は理解できているが、問題演習の経験が不足しているという学生」は、演習の量さえこなせば自然と成績が上がります。

部活動などを夏や秋まで頑張り、その後の受験勉強で

基礎固めに時間を使いすぎて、演習量がまったく足りなかった

という学生は多いですから気を付けましょう。

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苦手な問題にも取り組める学生

模擬試験などを繰り返すと、苦手科目や苦手分野が出てくることがあります。

そんな時に、

今回は問題が悪かった

本当はできるけど、調子が悪かっただけ

などと言って出来ていないという現実から目を背ける学生がいます。

そういう学生は高い確率で成績が伸びません。

また、地道な努力が必要な英単語や古文単語の暗記などに対して「面倒だ」「何とかなる」「飽きっぽいから苦手なんだよね」などといって中途半端な努力しかしない場合も同様です。

模擬試験などで弱点が浮き彫りになったら得点アップの大チャンスです。

自分の弱点と素直に向き合い、嫌なことでも取り組む学生は高い確率で成績がアップしています。

 

分からないことを質問することができる学生

分からない 困っている

たまにですが、分からないことを恥ずかしいと考えて質問に来ない学生がいます。

分からないことが多すぎて恥ずかしいのか、周りに対して見えを張ってしまうのか、それは人それぞれですが「理解したふり」をして質問に来ない学生がいます。

自力でリカバリー出来るなら良いのですが、英語の訳のニュアンスや古典の読解、数学の問題の解き方などは、自力で分からなければ講師なり分かる人に質問したほうが話が早いです。

下手なプライドを持たず、わかるまで粘り強く質問できる学生は文理問わず成績が上がりやすいです。

 

継続して勉強する習慣を身につけられる学生

高校生と浪人生の違いとして、浪人生には学校という「縛り」がないことが挙げられます。

朝起きてから寝るまでの行動を、ほとんどすべて自分で決めることができます。

予備校に通っていたとしても、空き時間の使い方や自宅学習は学生の主体性に委ねられます。

ということは、いくら予備校に通っていても怠けようと思えばいくらでも怠けられるということです。

予備校でもよく見られたのが「竜頭蛇尾」になってしまう学生です。

最初はとても勢いがあります。

1日5時間も6時間も自宅学習をして必死に頑張っています。

ところが、ゴールデンウイークが過ぎ、夏を迎えるころには失速し、朝も遅刻しがち、授業中も集中力を欠くという状況に陥ります。

どんどんやる気がなくなる

そして、秋の模擬試験シーズンで成績が伸びずに焦ることになるのです。

1日の計画をしっかり立て、自主的にノルマを設定し、生活リズムを守る。

一見当たり前のようですが、初志貫徹して1年続けられる学生はとても少ないです。

自分の中の欲望なり、怠け心と戦いつつ自分の行動をコントロールすることができる学生は合格率が高いです。

安定して勉強を続けられる学生

成績は常に一本調子で、右肩上がりの上昇で向上することはほとんどありません。

勉強しても点数に反映されない期間が続きます。

で、知識や演習経験が蓄積され得点の取り方がわかると、ポン!と急に点数が上がったりします。

その意味では、階段状に上昇するといったほうがいいでしょうね。

階段の踊り場の状態のときは成績は停滞、あるいはちょっと下降したりします。

その時に自分自身を信じて努力を継続した学生は成績が伸びていました。

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試行錯誤することができる学生

ある程度まで成績が伸びると停滞する期間があります。

同じ努力を繰り返してもこれ以上の成績向上が見られないとき、思い切ってやり方を変更する勇気も必要です。

やり方を変えることで限界突破できることも珍しくありません。

いつまでも同じやり方にこだわっても成果は得られないのです。

試行錯誤を繰り返し、自分に適したやり方や方法論を探ることも成績を伸ばすためには必要不可欠です。

 

とはいっても、何でもかんでも新しいものを試せばよいというわけではありません。

一つの方法を試み、徹底して突き詰めた後で方針転換するというのが最も望ましいです。

しかも、全面的に転換するよりは「部分改良」してカスタマイズするほうが確実性は高いです。

もちろん、受験生にとって時間は貴重ですから、成果が出ないやり方にこだわるのは効率が悪いです。

しかし、結果を出すためには一定期間の継続は不可欠です。

その見極めとして模擬試験を有効活用してください。

模擬試験は点数や判定だけではなく、弱点発見の機会として活用したいところです。

 

さいごに|受験は勉強量が大事

受験は天才だけが勝てるゲームではありません。

むしろ、計画を立て、弱点を補強し、努力を継続しつつも試行錯誤を繰り返すという地道な作業を手堅く繰り返した人こそが受験で勝利できます。

浪人すればだれでも成績がアップするわけではありませんが、上記の7つの浪人生で成績アップする条件のうち5つ以上を満たしていれば、浪人してからの成績アップが見込めるでしょう。

これから浪人する人はプレッシャーに負けず、地道な努力を続けてください。

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元予備校講師の営業マン

高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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