大学生協の加入率は90%超!仕組みとメリットを分かりやすく解説します

大学生協は加入するべき!大学生協の仕組みとサービスを解説します

大学のオリエンテーションでも大学生協の説明や出資を呼び掛けを受けることが多いとは思いますが、

「そもそも大学生協ってどんな組織なの?加入した方がいいの?」と分からないですよね。

基本的に大学生協には加入しておくべきです。

今回は、大学生協のメリットや仕組みについて分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

目次(もくじ)

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大学生協の加入率は基本90%台

加入率

大学によって少し差はあるものの、多くの大学では大学生協の加入率は90%台であるようです。

これは、大学生協 (univ.co-op)の公式HPで公表されています。

つまり、大学生は基本的に大学生協に加入しているのが当たり前だということになります。

大学生協の仕組み

仕組み

大学生協とは、大学生活協同組合連合会 (univ.co-op)の略です。

大学生協は、利用者がお金を出し合い共同で運営する協同組合で、大が生協に出資するお金のことを「出資金」と言います。

大学合格後に手続きを済ませると、大学からたくさんの資料が送られてきますが、その中に大学生協に関する資料も含まれているはずです。

大学生協の出資金(加入金)の仕組み

具体的な出資金額は、だいたい20,000円前後になることが多いです。(※大学によって異なります。)

また、大学を卒業すると出資金は返還されます。

つまり、

大学生協への出資金は、大学生の時だけ預けておくお金

とも言えます。

大学生協は怪しい組織ではない

安全

大学生協は一見、

なんか怪しい・・・

と感じてしまいがちな組織ですが、実態はとても健全でクリーンな組織です。


そもそも、大学生協は大学生たちの出資金で運営されているわけですから、お金を出せば、あなたは出資者であり運営者の一人になるのです。

大学生協は、大学ごとに独立した組織として設置されており、大学が行わない「大学生活をサポートする様々な業務」を行っています。

具体的には、

  • 教科書販売
  • アルバイトの斡旋
  • 学生向け旅行プランの提案
  • 大学生向けの保険の案内
  • 免許合宿の案内

などを行っています。

非営利団体ですので、利益を追求しない分、民間のサービスよりも同程度のサービスを安く受けられることが多いです。

アルバイトの斡旋に関しても、民間の求人サイトに比べて大学生向けの求人が多く、ブラックなアルバイトを進められる可能性がとても低いのでおすすめです。

【関連】大学生のアルバイト勤務時間の平均は?自分に合った時間で働くと得する理由


大学生協に加入するメリット

割引価格になるものが多い

割引

大学によって異なるのですが、大学生活に関わるものを割引価格で購入できるのが大きなメリットです。

主なものは下の3つです。

  • 大学の教科書を割引
  • 旅行プランを割引
  • 免許合宿を割引

特に、教科書を割引価格で購入できる点はメリットが大きいです。

基本的に期末テスト勉強には教科書が必要ですから、授業に合わせて指定された教科書を買う必要があります。

つまり在学中に大量の教科書を買わないといけないわけで、毎回大学生協の割引を受けられるのはとても大きなメリットになります。(僕の学校では10%割引でした。)

各講師が指定する書籍は意外とマニアックなものが多く中古本屋に売っていないことも多々あるので、新品書籍を安く手に入れる術は持っておくべきです。

※『Prime Student』でも書籍の割引サービスがあります。他にもメリットが多いので、ぜひ一度目を通してみてください。

PrimeStudentは学生に有利すぎる!使うべき理由を徹底解説します


大学生協の「学生総合共済」って何?

保険

入学時に送られてくる大学生協関係の書類に、必ずと言っていいほど入っているのが「学生総合共済のご案内」の資料です。

学生共済とは、大学生活で起こるさまざまなリスクに対応した学生向けの保険のことを指します。

大学生協の学生総合共済は、大きく分けて

● 生命共済

● 火災共済

の2つです。


生命共済は、健康や医療に関する幅広く保障する保険です。

生命共済

  • サークル活動中やアルバイト中のケガ
  • 海外旅行先での病気治療
  • 急性アルコール中毒 etc…


一方、火災共済は火事に限らず、主に一人暮らしの大学生に向けた保証を揃えています。

火災共済

  • 空き巣に入られたときの被害
  • 水漏れなどで部屋に損害を与えてしまった時の弁償費用 etc…

特に、大学生から一人暮らしを始める人の場合、何か起きた時に備えておくことはとても大事なことです。

大学生活に特化した保険ですから、意味のない保険にお金を使う必要が無いのは良いですね。

出資金はいつ返還される?

時期

大学生協に加入するときに支払った出資金は、大学卒業時に返還されます。

ただし、返還には手続きが必要です。

大学生協が指定する日までに出資金返還の手続きを行わなければ、出資金は返還されません。

意外と、

生協の加入金って返還されるの!?

と卒業時に完全に忘れている学生も多いですから、しっかり覚えておきましょう。


また、出資金の返還のために、「生協カード」などの返還を求められることが多いです。

もし生協カードが発行されていれば、学生証と同様に必ず無くさないようにしましょう。

下記画像の看板は、僕が出資金の返金を受けた会場にあったものです。返還窓口が混んでいなかったので手続きには5分もかかりませんでした。

生協の出資金返済窓口


生協の学生委員とは?

学生

大学生協の運営に参加している学生を、学生委員といいます。

学生委員会の主な活動は、

  • 学生の健康安全に関わる健康安全活動
  • 学食の運営と食堂フェアの開催
  • オリエンテーションなどの新入生歓迎活動
  • 消費者教育やリサイクル運動への取り組み

などがあります。

他にも「スポーツ大会を開催する」など大学ごとに活動の幅は異なり、サークル感覚で学生委員となる人もたくさんいます。

また、学生委員会は大学ごとで組織されますが、全国組織である全国大学生協連に所属することで大学を越えた連携をすることもできます。

もし興味があれば、自分の大学生協の学生委員について調べてみましょう。


さいごに

大学生協は、大学生活を送るうえでとても便利なインフラです。

入学時にまとまった金額の出資金を求められるので、加入に抵抗があるかもしれませんが、4年間の大学生活のトータルで考えればメリットは多いです。

学生委員となって大学生協の運営に参加するかどうかはともかく、出資金を支払って一般組合員になっておくのがいいでしょう。


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参考書は最新のものほど価値が高いですから、思い入れのある数冊以外はまず査定に出してみましょう。

正直、大学受験を終えたら受験参考書を開くことはまずありません。

使わなくなった参考書を押し入れにしまって捨てる機会に悩むぐらいなら、

ぜひ『自分にとって思い入れの強い参考書』数冊を除いて学参プラザに査定に出してみてください。


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