「周りはアルバイトでどのくらい働いているんだろう?」と気になりますよね。
データによると、平均週11-20時間でアルバイトをしている大学生がもっとも多く、平均週21時間以上をアルバイトに費やしている大学生は全体の約1割います。
また、後で説明しますが職種によっても大学生の平均勤務時間は異なります。
この記事を参考にして、自分に合ったアルバイト勤務時間を考えてみてください。
引用元
(平成30年度学生生活調査結果)
(大学生の生活実態編~大学生の実態調査(2016)より~)
大学生バイトたちの平均勤務時間
![大学生たちの平均アルバイト勤務時間(週間)【出典:日本学生支援機構-JASSO】](https://karenavi.com/wp-content/uploads/2021/01/arbeit-time-jasso-karenavi2018.png)
平均週11-20時間のアルバイト勤務が割合として大きいことが分かりますね。
![conn](https://karenavi.com/wp-content/uploads/2019/06/karenavi-logo.png)
以前まとめたJASSOの平成26年度資料でも「週11-20時間」の割合がもっとも大きかったです。
また、週に21時間以上アルバイトをしている大学生は全体の約1割しかいないようです。
大学生の平均時給は約1000円ほどですから、
つまり、月10万円以上をアルバイトで稼ぐ大学生は全体の1割もいないだろうと考えられます。
大学生は週3バイトが多い?
![週 アルバイト](https://karenavi.com/wp-content/uploads/2017/02/baito-time3.png)
ここでは、大学生たちが求める1週間の勤務日数について見てみましょう。
資料は、「大学生の実態調査2016(就職みらい研究所)」の結果から引用しています。
![大学生の平均アルバイト勤務日数](http://gate-world.com/wp-content/uploads/2017/02/daigakusei-albeit-nissu-e1486911893521.png)
1日未満/週 | 11.1% |
1日/週 | 9.3% |
2日/週 | 23.6% |
3日/週 | 27.4% |
4日/週 | 16.9% |
5日以上/週 | 11.8% |
週2、3日でアルバイトをしている大学生たちが多いようですね。
「タウンワーク」や「マイナビ」などのWEB求人サイトでも、多くのアルバイト応募条件に「週3日勤務以上」というタグがついているとおり、アルバイト求人は基本的に週3日以上の勤務が目安となっています。
しかし、
![](https://karenavi.com/wp-content/uploads/2021/01/person-free.png)
正直、週3日もアルバイトをしたくない。
という方もいますよね。
そんな方も安心してください。週2日の勤務で働いている大学生アルバイターはたくさんいます。
![conn](https://karenavi.com/wp-content/uploads/2019/06/karenavi-logo.png)
実際、シフトの関係で従業員の多くが週2日勤務になっているお店は多いです。
お店側からしても、実際には週2日勤務の従業員が多くても、募集の段階では「週3日以上勤務可能」という条件を指定したくなるものです。
多くの求人サイトでは週3日以上の勤務が条件になっているので、週2日以下の勤務条件でアルバイトを探すと、件数がとても少なくなってしまいます。
ですので、
![](https://karenavi.com/wp-content/uploads/2021/01/person-free.png)
週3日はきついけど、週2日なら何とかアルバイトできるかも!
という方は、週2日勤務を希望する場合でも、採用後にシフトを調整するつもりで、「週3日以上」の条件で積極的に探してみてください。
実際にアルバイトをはじめると、特に「期末テストがある時期は週1回の勤務になってしまう」学生はたくさんいます。
お店側も、大学生を採用する時点である程度の覚悟はしていますから、あまり気にしません。
※週2日勤務を狙うなら、あまり忙しくなさそうな店を選びましょう。応募する前にお店の下見をすることが大事です。
職種別平均アルバイト時間
![職種別バイト](https://karenavi.com/wp-content/uploads/2017/02/baito-time2.jpg)
JASSOの資料に、職種別の平均アルバイト時間が分かるものがあります。
![【日本学生支援機構平成30年資料】職種別アルバイト時給](https://karenavi.com/wp-content/uploads/2021/01/arbeit-2018-jasso.png)
- 勤務時間が長い:「飲食業」「販売」
- 勤務時間が短い:「塾講師・家庭教師など」
関連記事⇨大学生ができる在宅OKな採点添削バイトの探し方|求人一覧付き
塾講師・個別指導講師の経験談
塾講師バイトは、約4割の大学生が経験したことがあると言われているほど大学生に人気のアルバイトです。
私も大学一年生のころに、とある個別指導塾で講師のアルバイトをしていました。
個別指導塾では、基本的に特定の「担当生徒」を受け持ち、曜日指定で固定シフトに入るのが一般的です。
通常時は、学校終わりに数コマ教えて3時間ほどで終わりなのですが、夏休みや冬休みなどの長期休暇が落とし穴です。
夏期講習や冬期講習は鬼のようにシフトを組まれがちです。
特に担当している受験生から長期休暇中に数十コマ分の授業を申し込まれた場合、一人で対処できる量を超えてしまうことがよくあります。
この時がけっこう地獄です。
申し込まれた授業を他の講師に頼み込んで分担してもらってもいいのですが、たいていの場合、ほかの講師たちも同じことを考えています。
したがって、貴重な長期休暇中の多くの時間を生徒たちのために使うことになります。
生徒に教えるのは楽しい経験でしたが、4年間続けるとなると自分の時間をかなり犠牲にする覚悟が必要だと思います。
個別指導塾のアルバイト経験談をこちらの記事にかいているので、塾講師のアルバイトに興味がある方は参考にどうぞ。
⇨塾講師バイトって楽なの?仕事内容や向いてる人を元大学生講師が教えます
自分に合った時間で働こう
![自分に合った時間で働こう](https://karenavi.com/wp-content/uploads/2017/02/baito-time4.png)
大学生が長時間アルバイトをすることは、僕はおすすめしません。
理由は、自分の強みを伸ばす時間を減らしてしまうからです。
卒業後に『大卒』の肩書を得られるのが大学生のメリットですが、そのほか「4年間もの自由時間を得られる」のも大学生にとって大きなメリットです。
4年間を使って自分の強みを伸ばすと、将来的に学生時の時給をはるかに超えた金額を稼げる可能性が高まります。
4年間を費やすと、どんな分野でも相当なレベルまで到達できます。
アルバイトの経験ももちろん大切ですが、ぜひアルバイトによって犠牲になっていることにも目を向けてみてください。
将来後悔しないために、アルバイト以上に気をつけて欲しいことは下記で詳しく説明しています。
⇒【2021年版】大学生のアルバイト平均月収3.5万円よりも意識するべきこと
まとめ
![時間](https://karenavi.com/wp-content/uploads/2017/02/baito-time1-karenavi.png)
今回は、大学生バイトたちの平均勤務時間や、勤務時間が長くなりがちなアルバイトなどについてまとめてみました。
まとめとしては、多くの大学生たちは週3日・合計20時間以内でアルバイトをする傾向にあるようです。
しかし、これらはあくまでも大学生全体の平均の話です。
学生によって必要なアルバイト収入は異なります。
自分がアルバイトでどの程度稼ぐ必要があるのかを把握し、そこから逆算して勤務時間を決めるのがいいでしょう。
アルバイトの中には忙しいお仕事もたくさんありますが、時給以上の学びのあるお仕事もたくさんあります。
時給だけに注目するのではなく、自分に合ったアルバイトを探してみましょう。