浪人生が予備校に行かないのはあり?予備校に入るべき4つの理由

浪人生が予備校に行かないのはあり?予備校に入るべき4つの理由

高校の卒業式が終わり、国公立大学の前期日程の合格発表の瞬間、入学試験で納得の行く結果を出せなかった受験生は、今後1年間をどう過ごすべきか決断を迫られるのです。

予備校に通って1年間過ごすか、自宅浪人をするか、受かった大学に一時的に籍を置いて来年の受験を目指す「仮面浪人」の道を選ぶのか。

どうしても入りたい大学があるのなら、予備校に入ってきっちりと受験対策をするべきです。

今回は、予備校に入るべき4つの理由を元予備校講師がご紹介します。

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元予備校講師の営業マン

高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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1.基礎から学びなおすことができる

そもそも、「受験がうまくいかなかった理由」は何でしょう?

もっと言えば、「点数が取れなかった理由は」何でしょう?

答えは単純で、『そのときに解けない問題が多かった』からですよね。

 

では、

問題を解けなかったのは「単なるケアレスミス」でしょうか?

それとも、「単元の基本や問題の解法を理解できていなかった」からでしょうか?

前者であるなら、ひたすら問題演習を繰り返すことでケアレスミスを減らすことができます。

このような学生は、自分で勉強することで成績を伸ばすことが出来る可能性が高いので、わざわざ予備校に来なくてもいいでしょう。

 

ですが、後者だった場合は違います。

「自分が分からなかった部分」を具体的に洗い出し、単元ごとの基本を理解したうえで問題演習に取り組む必要があります。

ただ問題と解法を暗記しているだけでは、ちょっと傾向を変えた類題でことごとく撃沈してしまいます。

それを防ぐため、予備校では春から夏にかけて基礎的分野の理解と学びなおしを行います。

基礎の復習 ⇒ 確認(質問) ⇒ 演習 ⇒ 確認(質問) ⇒ 理解

この流れを一人で行うのは大変ですから、予備校の仕組みを活用したほうが効率的です。

 

2.最新の受験情報に触れることができる

大学受験は変化の速い世界ですから、たった1年間でも「入試問題の傾向」や「倍率の変化」が大きく変わることがあります。

入試に関わる情報が貴重であることは言うまでもありませんが、その情報をどのように仕入れるかということが問題なんです。

高校に通っていたころ、大学について分からないことがあれば担任の先生に聞いたり、進路指導の先生のアドバイスをもらうことができたでしょう。

しかし、高校を卒業すればそのような環境はなくなります。

入試に必要な科目、願書の提出日、出題傾向、オープンキャンパスの情報などなど、今まで当たり前に手に入れていた情報が手に入らなくなります。

 

もちろん、インターネットで検索すれば、自分で得られる情報も多いでしょう。

しかし、調べる手間や時間はどうしてもかかりますし、情報の抜け漏れも出てきます。

そんな労力を使うくらいなら、大学受験についてのリアルタイム情報に詳しい予備校の講師に教わったほうが手っ取り早いですし、その労力を受験勉強に充てることもできます。

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3.生活リズムを整えることができる

自宅浪人を選択した学生の失敗談については、とてもよく耳にします。

●「朝、目が覚めたなと思ったらテレビからお昼の情報番組が聞こえてきた」

●「SNSや動画サイトに時間を使ってしまい、計画通りに勉強できなかった」

●「大学生になった友達と夏休みに遊んでしまい、勉強が手につかなくなった」

なぜこのようなことが起きるのでしょう?

それは、人は自分で思っているよりも自律的に行動することが苦手な生き物だからです。

自宅浪人生の多くは、4月に「今年一年、とにかく勉強するぞ!」という固い決意で勉強を始めます。

しかし、7月頃から欲望や誘惑に負けて受験勉強を後回しにしてしまう受験生が目立ち始め、12月頃に焦って受験勉強を始める自宅浪人生がとてもたくさんいます。

誰からも叱られず、誰にもチェックしてもらえない環境は人間を容易に堕落させてしまいます。

ましてや現代はスマホやパソコンが普及していますから、部屋から出なくても遊べる娯楽がたくさんあります。

【関連】宅浪に失敗する4つの主な原因|よくいる宅浪生の一年間の流れ

 

自宅浪人で成功する受験生の多くは、自分で建てた計画を徹底的に守れる方です。

自分をしっかり律することができない宅浪生は、まず継続的に受験勉強を続けることすらとても難しいのです。

規則正しい生活を送りながら受験勉強を継続する自信がないならば、勉強せざるを得ないカリキュラムがある予備校に通うべきです。

【関連】宅浪を成功させるために必要なこと9選!飽きっぽい受験生必見

 

4.予備校は受験勉強をする環境が整っている

予備校は、高額な授業料を支払うだけあって学習に集中できる設備がそろっています。

「静かに勉強するための自習室。」

「エアコンで温度調整された教室。」

「大学受験に必要な情報を手に入れるルート。」

「現在の実力をはかる模擬試験。」

そして何より大事なのは、同じ予備校に通う生徒たちが自分と同じ方向を向いていることです。

志望校は違えども、同じ学び舎で受験勉強を続けている「同志」なわけです。

べつに「予備校内でお友達を作ろう!」と言うわけではありません。

予備校では同じ目的の人間と同じ場にいることで緊張感や一体感が生まれ、受験勉強にプラスの影響を与えるんです。

そのような場面を、講師として何度も見てきました。

 

1年を通して受験勉強を続けていく上で、やはり自分と似ている境遇の仲間は貴重です。

同級生が大学生になっていく姿を見ることで、孤独や自分にむなしさを感じてしまう浪人生は多いのです。

そうして受験勉強に対するモチベーションを失ってしまう浪人生もたくさんいます。

設備だけでなく、一緒に受験勉強を続ける仲間も充実していることが予備校の最大のメリットといえるでしょう。

自宅浪人を選んだ受験生も、ぜひ勉強仲間を見つけてみてください。

 

まとめ

  • 予備校では単元を基礎から学びなおすことができる
  • 予備校では最新の受験情報に触れることができる
  • 予備校では生活リズムを整えやすい
  • 予備校では設備や環境が整っている
  • 予備校では浪人仲間に刺激を受けることができる

私は、浪人するなら予備校に通うべきだと考えています。

経済的な理由で予備校に通うことができないという方は仕方がありませんが、自宅浪人には無い魅力が予備校にはたくさんあるのです。

自宅浪人に自信が無い方は、ぜひ予備校に通ってみてください。

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この記事を書いた人

元予備校講師の営業マン
元予備校講師の営業マン
高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。