AO入試のエントリーシート|書き方と注意点を解説します

AO入試のエントリーシート|書き方と注意点を解説します

AO入試は、試験期間の長さもさることながら、提出する書類の種類が多くて「何をどうすればいいのか分からない!」ということになりがちです。

さらに、志望動機書、自己推薦書、自己PR文、エントリーシートなどなど、大学によって提出する書類や名称が異なっている場合も多く、受験生たちを悩ませます。

そこで今回は、提出書類のうちのエントリーシートについて取り上げます。

エントリーシートの書き方や注意点について詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.エントリーシートって何?

エントリーシートという言葉は、そもそも、何かのイベントや企画に参加するにあたって「エントリー(登録)」するための書類です。

就職活動でもよく聞く言葉で、インターネットで検索すると、大学入試のエントリーシートと就職活動のエントリーシートの両方が検索結果として表示されます。

では、大学入試の場合、何に「参加する」ための書類なのでしょうか。

 

まず最も多いのが、オープンキャンパスへの参加時に記入するエントリーシートです。

このエントリーシートでは、「イベントの感想」や「志望している学部」を記入します。

特に「イベントの感想」に関しては、オープンキャンパスに対する自分の率直な感想(ただし、プラスのものに限る)を具体例とともに書き、入学したい熱意を伝えると良いでしょう。

しかし、問題はAO入試の必要書類としてのエントリーシートです。

ここからは、AO入試の必要書類の方のエントリーシートについて詳しく説明します。

 

2.出願に関わる書類としてのエントリーシート

みなさんは、AO入試を受験するにあたって各大学から入試要項を入手すると思います。

出願に関する書類としてエントリーシートが必要な場合は、必ず、形式や内容について要項の中で触れています。

一例として、2019年度の京都女子大学のAO入試を挙げます。

この大学では、所定の用紙に手書きで記載する形式をとっています。

内容は次の通りです。

(1)あなたがエントリーした学部・学科を志望する理由を記入してください。

(2)あなたの将来の目標、その目標を実現するために、どのような大学生活を過ごしたいか記入してください。

(3)あなたのこれまでの活動(課外活動やボランティア活動など)や取得資格などを記入してください。

(4)エントリーシートの内容を証明する書類を添付してください。

「京都女子大学 AO入試エントリーシート」より引用

京都女子大学の場合は、出願時にエントリーシート・出願確認票・調査書が必要で、学科によっては提出課題を用意しなければなりません。

そして、一次審査・二次審査を通じてエントリーシートは基本資料として扱われます。

エントリーシートは、AO入試の合否のカギを握る重要書類なんです。

※自己PRやプレゼンテーションなどを求める大学もありますの。各大学の募集要項やエントリーシートの形式をしっかり検討したうえで、ミスがないようにしましょう。

 

3.エントリーシートはどうやって書けばいいの?

(1)志望動機はアドミッション・ポリシーを絡める

AO入試の根幹は、それぞれの大学が明らかにしているアドミッション・ポリシー(入学者の受入方針)」です。

いわゆる、大学・学部ごとの個性みたいなものです。

しかし、このアドミッション・ポリシーに反していると、どんなに立派な志望動機であっても無意味なものです。

たとえば、英語や他の言語との連携を押し出している国文学科の場合だと、外国語に対する意欲も志望動機のなかで示さなければなりません。

大学側が求める人物像と、自分がどうしてこの大学を選んだのかのマッチングをアピールするためにも、志望動機とアドミッション・ポリシーの一致は絶対条件なのです。

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(2)入学後にやりたいことや将来設計に関する部分

よく耳にすることですが、大学入試はスタートであってゴールではありません。

大学入試ですべてのエネルギーを使い果たし、抜け殻のようになった学生を欲しい大学はありません。

「生き生きと」「自分の目標」を見つけて、入学後に「自主的に」頑張る学生を大学は求めているのです。

つまり、入学後についての夢や目標を熱心に語る学生が欲しいのです。

 

将来的な就職や進路は、大学入試の時点で見えていないかもしれません。

しかし、AO入試を受ける以上、学部・学科で具体的に何をしたいのかを語ることができないのは論外です。

実際、AO入試を受けてもすぐに候補者から外されてしまうでしょう。

「大学に入ってからやりたいこと」を明確にして具体的に説明すること、そのために、HPやパンフレットでカリキュラムや指導教官を確認する程度のことは最低限しておくべきです。

※理系の場合、文系に比べると大学での研究が就職に直結することも多いです。その場合は、将来なりたい職業に言及したほうが良いでしょう。

 

(3)部活動・課外活動などに関する部分

この部分は、高校時代にあなたが何をしてきたかを説明する部分です。

したがって、やっていないことは書きようがありません。

たとえ嘘を書いても、面接でツッコまれたときにボロが出てしまいます。

実際に自分がやったことについて素直に書きましょう。

もし、あなたが高校1・2年生で受験までに時間的余裕があるのなら、ボランティアなどの社会奉仕活動をすることで「実績」を作ることができるでしょう。

 

4.エントリーシートに関する注意点

(1)提出する前にエントリーシートは絶対にコピーしておく

エントリーシートやその他の必要書類は、提出前に必ずコピーを取っておきましょう。

面接がある場合は、提出したエントリーシートの内容に沿った質問をされることが多いです。

面接官は、それぞれの受験生のエントリーシートを見ながら「ここに書いてあることについて、もっと詳しく聞きたいな」と思ったことを面接で深く質問するのです。

そして、エントリーシートを見ると、面接官に質問されそうなことはいくつか予想することができます。

先生に模擬面接をお願いするためにも、そして書いたことを忘れてしまわないためにも、必ずエントリーシートはコピーして保管しておきましょう。

 

(2)募集要項の再確認

「エントリーシート」という言葉は、大学によって意味が異なっています。

京都女子大学のように願書のように扱うこともあれば、願書とは別の書類として扱われることもあります。

ややこしいと感じてしまいますが、エントリーシートの扱いについてはそれぞれの大学の募集要項を徹底的に確認しましょう。

出願条件を正確に満たすことも審査の対象だと考えてください。

 

(3)志望校が主宰するすべてのイベントですべてのアンケートに答えよう

大学や専門学校が志願者向けにイベントを実施すると、アンケートは必ずと言っていいほどお願いされます。

面倒だと感じても、このアンケートには誠意をもって最大限記入して相手の印象に残るように頑張りましょう。

「そんなこと意味あるの?」と思っていまいがちですが、意外と意味があるんです。

アンケートのコピーを取るのは難しいでしょうが、「だいたいどんなことを書いたのか」分かるようにメモして残しておきましょう。

 

エントリーシートはAO入試の第一歩です。

書き漏れや内容のミスなどにより相手の心証を害することがないよう、正確かつ印象に残るよう工夫しましょう。

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元予備校講師の営業マン

高校の非常勤講師、学習塾・予備校の講師の経験を活かして大学受験に関する記事を執筆しています。専門は社会科。推薦入試・公募面接・小論文対策の指導経験有り。

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