大学を辞めたい学生の理由6選|中退前に何をするべき?

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【経験談②】うつ病のため大学を3年次に中退

うつ病によって中途退学を決意

大学を中途退学すると決めた理由を教えてください。

私が大学を中途退学することに決めたのはうつ病から立ち直るためです。

実家から遠く離れ、きちんと生活をしていたつもりではありましたが、ある時からだんだんと日常生活が困難になり、全く学校に行けなくなってしまいました。

頭がいいということはなくても、やるべきことはきちんとやると自分のことを評価していたので、この状態は本当に苦しく、「消えてしまいたい」「こんな自分が生きていていいわけがない」と悶々と考えていました。

「学校に行けない」「朝起きても布団から出られない」という自分が信じられなかったです。

しばらくは自分を騙し騙し頑張っていたのですが、字を読んでも意味が分からなくなり、もうどうしようもありませんでした。

そこで半年休学して考えすぎないように責めないように過ごしていたのですが、在籍をしているのに勉強をしていない自分や、同期が実習や研究に忙しい中布団から出て掃除ができただけで満足な自分に耐えられなくなりました。

そして、『大学生』という立場であるかぎりずっと自分で自分を許せないと思い、大学をやめて治療・休養に専念すると決断しました。

親からの反対は無かった

親の説得には苦労しましたか。どのように親を説得しましたか。

正直、親を説得した記憶はありません。

鬱がひどく、こんなにお金をかけたのに寝ているしかできない自分が情けなく、自ら命を絶とうと考えていたところを見つかったので、大学をどうするかよりもとにかく治療という感じでした。

休学から復学という道もあたはずなのですが、休学しているという状態のプレッシャーに耐えられないということを感じてくれたのか反対はされませんでした。

お金を出してくれたのだから何とか休学も最低限で復帰したいと空回る私を必死でなだめ、いったんやめて学校から離れようと逆に親が説得してくれたような形です。

就職活動はしなかった

大学を中途退学した後の就職活動について教えてください。

就職どころではありませんでしたので、就職活動はしていません。

復帰後は飲食業に従事しています

中途退学後に就職活動をしなかった方は、どんな活動をしたのか教えてください。

身体が動くようになってからは、住み込みで仲居をするなど、全然やったことのない仕事をしました。

もともと食のことに興味があり、大学受験で学部を絞るときに食に関係して資格職である栄養士を目指したのですがデータよりも実際に調理師し提供する方好きだったため、がその後、自分で働きながら調理師免許を取りました。

また、フードコーディネーターや食生活アドバイザーなどの食関連の資格も勉強してとりました。

その時の実務や資格を生かしてパン屋や給食施設、飲食店のキッチンなどで仕事をしています。

栄養士を取りなおすことも考えたのですが、学費や時間、主食氏てかららのことを考えると費用対効果が小さかったので栄養士は取りなおすことを諦めました。

中途退学に後悔は無い

中途退学したことを後悔したことはありますか。

実はあんまり後悔はしていません。

しかし、結婚する前は「このまましっかりと働くこともできずに人生が終わってしまうのか」と絶望していました。

結婚してひとまず路頭に迷うことはありませんでしたが、すこし将来のことを考えると「大学を出ていたら」「資格を取っていたら」と後悔するのかな思うこともあります。

今は結婚して子供が小さいためにパートですが、子供の手が離れたときに育休があけて正社員の職に戻っていく人と比較した時に、「給料・保険・子供にかけられるお金・貯蓄」など、主に金銭的な面で差がどんどんついてくるんだろうなと感じています。

そういう意味で正社員の職、専門的な知識を持った専門職に就くことができていたらなと思うことはあります。

また今後、自分の子どもの進路相談に乗ることになったとき、私自身が大学を中退しているので説得力が無いのではないかという点も悩みではあります。

もちろん、自分が大学を出ていなくても立派な親御さんはおられるでしょうし、逆もおられると思いますが、その点がすこし後悔といえば後悔です。

職場では、学歴よりも手際や段取り、経験がものを言いますので、仕事を始めてしまえばそんなに気になったことはありません。

すっぱりと大学を辞めて良かった

中途退学して良かったと感じたことはありますか。

療養中は本当に辛かったので、すっぱりと学生ではなくなって堂々と休んだのは、結果的に鬱が治るためには一番の近道だったと思います。

もちろん、休学ができて治した後に戻れば一番良かったのですが、中途半端に罪悪感だけぬぐえない状態で学生をしていても、きっと辛いだけだっただろうと思います。

大学が嫌になったら休学をおすすめします

大学を中退したいと考えている方へのアドバイス

一生懸命勉強してせっかく大学に入ったのに、

「何かが違う。何を間違ったかなと思う。」

そういう大学生たちは結構多いと思います。

辞めてしまった私がいうのも何なのですが、大学を辞めるのは書類一枚で終わってしまうことです。

書類一枚出してしまったら、『やっぱりやめないほうがよかった』なんて言っても聞いてはくれません。

心が少し疲れているのなら、やめてしまう前に『休学』という手を考えてみてください。

考えすぎても身動きが取れませんが、考えなさ過ぎても取り返しがつかないのです。

ひとまず休んで、学校から離れ、いろいろな世界をのぞいてみてください。

休学してお仕事をしてみて、そこで初めて『この分野を勉強したい』『この資格をとりたい』という熱意に出会うことも決して少なくありません。

大学受験を一度は突破したあなたです。

本気になって目標にまい進してみると、そのときのパワーは受験の比ではないはずです。

漠然とした将来の前に、今の自信のことも考えてみてください。

今のあなたが健全なら将来のあなたも大丈夫です。

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