大学を辞めたい学生の理由6選|中退前に何をするべき?

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【経験談④】東京大学を3年次で中退して就職

希望学科に進めなかった末に大学中退

大学を中途退学すると決めた理由を教えてください。

大学を中途退学すると決めた理由は、大学特有の事情があることを知っておいて欲しいです。

東京大学の場合、入学から1年半の成績に基づき、希望する3年次からの進学学科希望を出してふるいに掛けられます。

もし希望の学科から漏れた場合には、定員が埋まっていない余った学科へ再度進級希望を出すか、あえて1年留年して再度進学学科希望を出す仕組みです。

そして私は、専門課程へ進む際の志望学科をめぐる競争に巻き込まれてしまい、結局希望が適うことはありませんでした。

そこで、3年次は仕方なく人気のない余った学科へ進学希望を出してみたものの、やはり興味が持てずにアルバイトに熱中する状態が続いてしまいました。

そうして、ふと気づいた時には出席日数が不足していて、単位取得が前期では半分しか出来ていないことが分かりました。

この時、アルバイトの月収は35万円に到達していたので、このままアルバイトを本業に切り替えても良いと考えたので大学を辞める決意をしました。

親への説得は不要でした

親の説得には苦労しましたか。どのように親を説得しましたか。

親には、もともと大学への進学自体に反対されていました。

大学の学費を自分で稼いで出し、仕送りも一切なく、ほとんど勘当状態だったために親の説得は不要でした。

しかし、何も知らせないわけには行かないので、念のために手紙で中退したという事実と就職を行うことを連絡しました。

大学を辞める前に就職先を確保しておくべき

大学を中途退学した後の就職活動について教えてください。

大学を中途退学した時点でアルバイト先に週4日勤務している状態だったので、そのまま正社員として雇用してもらえると社長から言われていました。

決意を伝えに行った際には、本当に卒業せずに中途退学で良いのかと念を押されました。

しかし、「この会社へ就職するために大学卒業要件が必要なのか」と確認すると「不要だ」と回答を得たので、迷わず大学を辞めました。

就職先を中途退学を行う前に決めたことで「無職になるという状況を回避出来た」ことが苦労をせずに済んだ理由だと今でも考えています。

就職先を決めないなど、無計画なまま中途退学を行わなかったことだけが救いです。

中退後は仕事の鬼になりました

中途退学後に就職活動をしなかった方は、どんな活動をしたのか教えてください。

中途退学前に就職先を見つけていたので、中途退学後は正社員として勤務をすぐに開始しました。

基本給に歩合給が付くというシステム開発の仕事だったので、2つのプロジェクトを掛け持ちして週6日勤務で頑張りました。

週休2日制が採用されていたものの、歩合給が付く給与体系を選ぶと好きなだけ働くことが出来る『業務請負契約』のスタイルが採用されたことが原因です。

ひたすら毎日スキルアップを目指した結果、1年後には主任、3年後には課長にまで昇格しました。

周囲からは仕事の鬼だと思われていたようです。

大学生活でもっと人脈を築くべきだったと後悔

中途退学したことを後悔したことはありますか。

中途退学をしたことで後悔したことは、学生時代の人脈作りが不十分になってしまったことです。

一般教養課程では、人数が多すぎてサークル活動に入っていないと人脈作りには適しません。

しかし、もし専門課程を通って卒業していれば、少なくとも同じ学部の学生とは現在でも交流が多く残っていたはずです。

役員に昇格して1部門を任された状態まで会社が成長した時に、他の会社役員と接触する機会が増えた時に人脈の少なさを実感しました。

好きなことに打ち込めたからこそ今があります

中途退学して良かったと感じたことはありますか。

中途退学を行ってからは、大学卒業にこだわらず、ひたすらスキルアップと業績アップのために奔走したので、あっという間の出来事でした。

幸い、社内結婚が実現出来たので、中途退学をしていなければ現在の妻とは出会えてすらいなかったはずです。

なぜなら、アルバイト時代にはまだ入社しておらず、課長昇進後に入社してきた女性だったからです。

システム開発の部門では、専門性が高いスキルを持っている人は貴重な人材としてどこへ行っても重宝されます。

特にベンチャー企業から拡大成長した会社の立ち上げ時から関わっていれば、学歴に関係無く業績で評価されるので役員に昇格も可能です。

好きなことに集中して仕事に打ち込めたからこそ、今の地位と年収を確保出来ていると考えています。

中退前に内定先と覚悟を持ちましょう

大学を中退したいと考えている方へのアドバイス

大学を中退したい理由を一度整理して、紙に書き出した上で分析することが重要です。

大学を卒業してからでも遅くない夢ならば、学士の資格を得てからでも十分間に合います。

「今すぐ大学を中途退学しなければ間に合わない」と誰に対しても主張して納得してもらえるだけの理由があれば、胸を張って新しい道へ突き進めば良いだけです。

大学を中途退学するならば、大学の学費をすべて両親に返還するだけの覚悟を持って実行に移さなければなりません。

自力で学費を出しているならば、中途退学を行うことで失われるものと得られるものを天秤にかけてみると迷わずに済みます。

また少なくとも、中途退学を決めた時点から、実際に中途退学の手続きを始めるまでの間に就職先の内定を得ておく必要があります。

生活の基盤を確保出来ていない状態で中途退学しても、単なるひとりよがりでしかありません。

ひとりで生活できる基盤として、就職先の確保を行ってから実際の中途退学手続きを行うだけの用意周到さと慎重さが人生にとって大きな決断には必要です。

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